毛細血管の健康

毛細血管を丈夫にして心身のパフォーマンスを高める方法

 

ロボ太郎

今日の記事では、心身の健康に影響を与える血液の健康について解説します。
全身に60兆個もある細胞に栄養と酸素を届け、老廃物を回収しているのは全身をくまなくめぐる毛細血管のおかげです。

そんな毛細血管が劣化していると肉体のパフォーマンスは落ち、同時にメンタルの状態も悪化します。

この動画では毛細血管の健康度を高め心身の健康を高めていく方法を解説します。

みなさんこんにちは。ライフハックアニメーションです。

今日の記事では、肉体の健康を底上げして心身のパフォーマンスを高める方法を紹介します。

その方法として今回の動画で取り上げるのは、毛細血管の健康力を高めるという方法です。

毛細血管と言われても馴染みもなくピンとこないかもしれません。
しかし、60兆個もある全身の細胞に酸素と栄養を届け、そして老廃物を回収しているのは、他ならぬ体中に張り巡らされている毛細血管です。

そんな体中の毛細血管の健康度を高める取り組みを行えば、
それと一緒に心身のパフォーマンスも高めることが可能なのです。

今日の記事では、そんな毛細血管について、
その役割、劣化するとどうなるのか、そして状態を良くしていく方法について、おすすめの食品の紹介もしながら解説していきます。

心身のパフォーマンスを高めたいなら毛細血管を元気にしよう!

まず初めに、毛細血管とは一体なにか。簡単に説明しま す。

毛細血管とは、全身の血管の99%を占め、体の隅々にまで張り巡らされている血管です。

酸素や栄養素を体中のあらゆる細胞に届けるほか、細胞に溜まった老廃物を回収し健全な状態を保てるようにしています。

また、脳は全身の2%ほどの重さですが、肺で取り込んだ酸素の25%を消費しており、そんな大量の酸素を運ぶためにも全身の血液の15%は脳に集中しています。

そして、こちらの動画で解説している、メンタルの安定をもたらす神経伝達物質のセロトニンも、血液から供給される栄養素があってこそ分泌可能です。

それらのことからも、意外と盲点ですが、血液の質というのがダイレクトに心身の健康に影響を与えていると言っても過言ではないのです。

それでは、そんな血液を全身にくまなく巡らす毛細血管が、不健康な状態になっているとどのような悪影響があるのでしょうか。

毛細血管が不健康だとどうなるのか

毛細血管が不健康な状態というのはすなわち、毛細血管が劣化しているということです。

毛細血管が劣化すると、そこを流れる血液の流れが滞ります。

するとどうなるのかというと、細胞には十分な酸素や栄養が届かず、また老廃物もちゃんと回収されません。

また、毛細血管に沿うように走るリンパ管も、体の老廃物を回収する役割を持ちますが、毛細血管が老廃物を受け付けなくなると、どんどんリンパ管の方に老廃物が流れ、リンパ管を詰まらせてしまうことに繋がります。

肩こりや、腰痛、胃炎、またシミやシワといった美容の問題、さらには気持ちが安定せず頭にモヤがかかったような状態という時、

その背後には毛細血管の劣化による、その場所の細胞機能の低下が関係している可能性があるのです。

さて、毛細血管が健康か、それとも劣化しているか、というのは、
そこを流れている血液の質と関係があります。

端的には、血管を傷つけることによって、血管は劣化します。

血管を傷つけるのは何かというと、糖質によってドロドロになった血液です。

糖質については、こちらの動画で詳しく解説しておりますが、
糖質の高い食品を日常的に摂取していると、摂取した糖質が血液中に吸収され、血液をドロドロにします。

血液がドロドロになるということは、すなわち血液の主成分である赤血球が硬くなったり、お互いにくっついたりしてしまい、ただでさえ細い血管を通りぬけずらくなってしまうのです。

のと同じように、ドロドロになって大きくなった赤血球が何度も何度も血管を通っているとどんどん血管は劣化してしまうのです。

それでは一体どうすれば、毛細血管の劣化を防ぎ、そして健康な血液を全身の細胞にくまなく運べるようになるのでしょうか。

その方法をこれから紹介していきます。

毛細血管の劣化を防ぎ健康な状態にしていく方法

毛細血管を丈夫にして血流を良くしていくためには、大きく分けて2つのアプローチがあります。

それは、

①毛細血管自体を丈夫にするアプローチ
②血液の流れを良くしていくアプローチ

です。

それぞれのアプローチからその方法を解説していきます。

①毛細血管自体を丈夫にしていくアプローチ

毛細血管を丈夫にする方法として手軽なのが、食材の力を借りることです。

具体的には、シナモン、ルイボスティ、ヒハツがおすすめです。

これらの食材には、毛細血管のTie2という受容体を活性化させる働きがあります。

Tie2は、毛細血管の内皮細胞にある受容体で、これが毛細血管の
周皮細胞の分泌物と結合することで、内皮細胞と周皮細胞の接着が強まります。

そのため、シナモン、ルイボスティ、ヒハツといった、Tie2を活性化させる食品を摂取することで、毛細血管を構成する細胞同士の結合が強まり、強い血管へと生まれ変わらせることができるのです。

また、食材の力を借りること以外にも、筋トレも有効です。

筋トレによって筋肉が強く大きくなる仕組みは、筋トレによって切断された筋繊維が修復される際に、以前よりも強く修復されるからです。

そして実は、それと似たようなことが血管に対しても起きています。
すなわち、筋トレによってダメージを受けるのは筋肉だけでなく、そこに張り巡らされた毛細血管も同様に傷つきます。

そして、その修復過程の中で毛細血管も強く生まれ変わることができるのです。

そのため、一つ目のアプローチである、毛細血管自体を丈夫にしていく方法として、

・Tie2を活性化させるシナモン、ルイボスティ、ヒハツを摂取する
・筋トレをすることで毛細血管も強化する

という取り組みを行なってみて下さい。

②血液の流れを良くしていくアプローチ

血液の流れを良くする方法としてまず意識したいことは、毎日の生活リズムの中に副交感神経を優位にする時間を確保するということです。

副交感神経が優位になることで、毛細血管は緩みます。

毛細血管が緩くなることで、血液が体の末端にまで届くようになるため、全身の細胞に栄養を届け、そして老廃物を回収しやすくなるのです。

一方で、交感神経が優位な時は血管は細くなり血流が速くなります。
血管が細くなると同時に、血流が速くなってしまうと、血管は傷みやすく劣化のスピードが上がってしまいます。

そのことからも、副交感神経を優位にする心がけはとても重要なのです。

副交感神経を優位にして、なおかつ血流もよくするオススメの方法は、ぬるま湯に浸かることです。

寝る、1−2時間前までをめどに、ゆっくりぬるま湯に浸かる習慣を初めてみて下さい。

また、副交感神経を優位にする方法については、他にもあり、
こちらの動画でも解説しておりますので是非併せてご視聴ください。

そして、血流を良くする方法として手軽で効果的なもう一つの方法は、ふくらはぎを使う運動をする、もしくはふくらはぎをマッサージするということです。

ふくらはぎは、第二の心臓と呼ばれており、ふくらはぎの筋肉がポンプの役割を果たし血流が滞りがちな下半身の血流の流れを改善します。

そのため、家の中で踵あげ運動をしたり、近所を歩くなど、
ふくらはぎを刺激するような運動を日々の生活の中に取り入れるようにしてみてください。

ちなみに、今日紹介した、

・毛細血管自体を丈夫にするアプローチ
・血液の流れを良くしていくアプローチ

の他にも、「良質な血液を増やす」という取り組みも非常に効果的です。

その方法について、こちらの記事で詳しく解説しておりますので、
是非併せてご視聴ください。

まとめ

以上いかがでしたか?

今日の記事では、心身のパフォーマンスを高めるための方法として、全身を巡る毛細血管の健康度を高めるという事を紹介しました。

まず意識するべき大切なことは、
血液をドロドロにして血管を傷つけてしまうことに繋がる、
糖質過剰の食生活には注意しましょう。

その上で、

血管を丈夫にする取り組みとして、

シナモン、ルイボスティ、ヒハツといった食材を摂取して、
血管の細胞の結合を強くすること。
そして、筋トレからの回復によって血管も一緒に丈夫にするという方法を紹介しました。

また、血流を良くするという取り組みも大切です。

そのための方法として、副交感神経を優位にして血管を緩めること。そのためにも、毎日寝る1−2時間前までにぬるま湯にゆっくり浸かることを紹介しました。

また、「第二の心臓」とも呼ばれ、主に下半身の血流をよくするふくらはぎの筋肉を動かすような運動を毎日の中に取り入れてみてください。

一見、盲点となりがちな毛細血管と健康の知識ですが、

毛細血管は、脳を含め私たちの肉体を構成する60兆に及ぶ細胞に酸素と栄養を届け、そして老廃物を回収するメンテナンス機能をになっています。

そのため、血管の健康度を高めるということ
心身のパフォーマンスの向上に直接的に繋がることは想像に難くありません。

しかし、偏った食生活で糖質の摂取が進み、また仕事に追われ交感神経が優位になってばかりで、それでいて運動習慣が無いなど。

そのような状態にいる人は現代社会に多くいることと思いますが、まさに血管の健康度を下げることにつながってしまっています。

今日の動画で紹介した方法を実践して、土台となる肉体の健康度を高めていきましょう。

また、今日の記事と関連して、
糖質についてはこちら、
副交感神経についてはこちら、
血液を増やす方法についてはこちら、

で解説しておりますので是非併せてご覧ください。

メンタルの塔との関連付け

それでは最後に「メンタルの塔」との関連付けをしておしまいにします。

メンタルの塔とは、このチャンネルで一押ししている心と体の健康維持に役立つイメージです。

関連記事

https://youtu.be/ME0E8rm1HTM 「メンタルの塔」とは何かについて紹介していきます。 メンタルの塔とは「メンタルの塔」とは、人間の精神状態を地下10階から地上10階[…]

メンタルの塔とは

メンタルの塔では、ポジティブかネガティブかといった白黒思考を避け、むしろネガティブの中にも良さを見出します。

その上で、自分にとって居心地のよいメンタル状態の間を行ったり来たり出来るようになることを目指します。

ただ、そのような状態を目指すためには、心身の自己コントロールを可能にするような、肉体面の健康が大切になってきます。

今日紹介した「毛細血管の健康」の話は、まさに土台となる肉体の健康に欠かせない知識です。

このチャンネルでは「心と体の健康」をテーマに、多くの情報をアニメーション動画で発信していきますので、是非これからも一緒に学んでいきましょう!

この記事の内容が何かひとつでもあなたのお役に立てておりましたら幸いです。

毛細血管の健康
最新情報をチェックしよう!