自律神経 うつ病

自律神経の乱れとうつ病の関係とは

「自律神経 うつ病」については↑の動画でも詳しく解説をしております!

  • 自律神経の乱れがメンタルに与える影響について詳しくなれる!
  • 自律神経失調症とうつ病との違いが分かる!
  • うつ病につながりやすい自律神経の乱れについて学べる!

この記事では、自律神経の乱れによる影響の中でも、特にメンタル面への影響やうつ病との関係について解説をしています。
動画と合わせてご覧いただくことで、自律神経の乱れを防ぐ方法を学ぶことができます!

自律神経の乱れとメンタル不調の関係について解説!

みなさんこんにちは!

突然ですが質問です。
最近のあなたの生活リズムは次のようになってはいませんか?

  • 寝る直前までスマホやゲームをしている
  • 夜遅くまで仕事が続きリラックスする時間がほぼない
  • 食生活も乱れがちでコンビニで済ませがち

そして、それに加えて次のようなメンタルの不調に悩まされてはいませんか?

  • 全体的に無気力で慢性的な疲労を感じる
  • ちょっとしたことでイライラしたり怒りっぽくなった
  • 気持ちも落ち込み気味でネガティブな感情を持ち続けている

もしそうであるならば、あなたの今の心の不調は、

自律神経の乱れが主な原因となっているかもしれません。

このブログでは、これまでに「自律神経の乱れ」の原因やその影響についてはすでに触れて来ておりますが、

今日の記事ではそんな「自律神経の乱れ」による悪影響の中でも、特にメンタル面への悪影響に焦点を当て解説していきます。

この記事を見て、今日から自分の自律神経を整える生活を始めてみれば、今まで自分を悩ませてきた心の不調から解放されていくかもしれません!

是非最後までお付き合いください。

自律神経の乱れによるメンタルへの悪影響

自律神経とは

自律神経とうつ_ライフライン

そもそも自律神経とは一体どのようなものなのでしょうか?

自律神経とは、いわば脳と各臓器をつなぐ「ライフライン」です。

体中を巡る血液をコントロールする働きがあり、自律神経を整えることで体中の細胞が活性化し健康になります。

自律神経と心の状態の関係

一方で、自律神経は心の状態から影響を受けやすく、それと同時に心の状態に影響を与えやすくもあります。

怒りや不安、悲しみといった感情によるストレスがかかり心の状態が乱れてしまうと、自律神経のバランスも崩れて血流が悪くなり、様々な不調が表れるようになります。

また、自律神経が乱れることで今度は逆に、

  • イライラしやすくなる、怒りっぽくなる
  • やる気が出ない
  • 情緒不安定

といったように、心の状態にも影響を与えます。

つまり、メンタルの乱れが自律神経の乱れにつながるのと同時に、自律神経の乱れもメンタルの乱れにつながるということなのです。

ただ、いずれにせよ、そうしたメンタル面での不調が表れているということは、何かしらの大きなストレスがかかり自律神経が乱れてしまっている証拠なのです。

自律神経の乱れとうつ病の関係

自律神経とうつ_関係

さて、先ほど、自律神経の乱れによる精神的な不調として、やる気が出ない・情緒不安定・不眠といった症状をご紹介しました。

これらの症状を見聞きすると、なんとなく「うつ病に似ているな」と思った方もいるのではないでしょうか。

実は、自律神経の乱れとうつ病は、似ているようで大きな違いがあります。

それは、うつ病は「心の病気」であるのに対して、自律神経の乱れというのは「心も体も病気ではない」ということです。

自律神経失調症とうつ病の違い

自律神経とうつ_違い

「自律神経失調症」と呼ばれるものは、頭痛や肩こり、だるさなどの症状がみられたときに付けられる診断名です。

しかし、これは正式な病名ではなく、自律神経の乱れが原因だと考えられる症状そのものをさし、特に身体に異常が見られない場合に使われます。

一方うつ病は、脳内の神経伝達物質の分泌異常によって引き起こされる病気であり、生活全般に対する気力が著しく低下している状態です。

そのため、うつ病では、不安感や絶望感が強い、自殺願望があるというように、
自律神経の乱れからくる精神的な不調よりも症状が重いことが大きな違いです。

そのため、「もしかしたらうつかもしれない…」と思った方は、自律神経の乱れが原因の可能性も十分にあり得るので、自分の生活リズムを見直してみる必要があると言えます。

しかし、自律神経の乱れとうつ病は、全く関係がないということではありません。

自律神経のバランスのタイプによっては、うつ病になりやすいタイプがあるのです。

自律神経のバランス4タイプ

自律神経とうつ_交感神経副交感神経

心と体の不調を感じやすい方は、自分がどの自律神経のタイプに当てはまるのかを知ることで、今の自分の心の不調が単なる自律神経の乱れからくるものなのか、それともうつ病に発展しうる可能性のあるものなのかを知る目安になるでしょう。

そんな自律神経のバランスのタイプには大きく分けて4つあります。

  1. 交感神経と副交感神経のどちらも高い
  2. 交感神経が高く、副交感神経が低い
  3. 交感神経が低く、副交感神経が高い
  4. 交感神経と副交感神経のどちらも低い

これら4つのタイプのなかで一番健康的でベストな自律神経タイプは、一つ目の交感神経・副交感神経が共に高いタイプです。

これは、交感神経により高い集中力や適度な緊張感を感じながらも、副交感神経の働きのおかげで落ち着きや十分なリラックス状態も感じられるといった、心身共に絶好調な状態です。

反対に、うつ病に発展するリスクのある自律神経タイプは、三つ目の交感神経が低く、副交感神経が高いタイプです。

なぜなら、その状態は体をリラックスさせる働きのある副交感神経が常にブレーキを踏んでいる状態とも言え、やる気や集中力を存分に発揮できません。

そして、ブレーキがききすぎるあまり、眠気やだるさ、抑うつ状態にもなりやすいタイプと言えます。

しかし、このタイプの人はもとを辿ってみると、毎日仕事に追われていたり、いつもストレスを感じていたりと、交感神経が副交感神経よりも高い状態がずっと続いてしまっていたケースが多くあります。

それは休むことなく心と体を酷使しているような状態であり、そんな状態に心と体が耐えかねてストライキを起こし、副交感神経ばかりが優位な状態へとなってしまったのです。

つまり、交感神経と副交感神経のいずれかがいつも高い、といったようにどちらかにバランスが傾いてしまうと、心と体に不調が表れやすくなってしまうのです。

そのため、交感神経と副交感神経のバランスは、どちらかが強くなるのではなく、1:1の割合でバランスを保つことが理想的な状態です。

それでは、交感神経と副交感神経のバランスを保ち、自律神経の乱れを整えるためには、どのような改善方法があるのでしょうか?

それではここからは、今日から取り入れられる、簡単な自律神経を整えられる改善方法をご紹介します。

自律神経の乱れを整える改善方法

自律神経の乱れを改善する方法は沢山ありますが、この動画では特にメンタル面の改善に焦点を当て自律神経の乱れを整える方法を3つご紹介します。

それは、

  • 人間関係からくるストレスに耐性をつける
  • 不安から解放されるTODOリストを書く
  • 心の安定を作る1日1回のミニ整理をする

の3つです。

それぞれについて詳しくみてみましょう。

1. 人間関係からくるストレスに耐性をつける

自律神経とうつ_ストレス耐性

まず1つ目の、人間関係からくるストレスに耐性をつけるについて。

これは、人間関係のストレスが主な原因となる自律神経の乱れに効果的です。

例えば、会社では上司からの叱責、子育てをしている方はママ友からの噂話や悪口など、

対人関係によるストレスを受けやすい環境にいる方も多いのではないでしょうか。

そんな人間関係によるストレスを受けやすい環境のなかで「人は人、自分は自分」というような、ブレない軸があれば、周りに振り回されることもなく、ストレスによる影響も受けにくくなります。

とはいっても、周りの人を一切気にしないというのは無理がありますよね。

そこで意識してほしいのが「気にしない」ではなく「放っておく」に考え方を変えることです。

自分への評価や他人からの目から一旦距離を置き、心が乱れないように心がけてみましょう。

また人間関係からくるストレス対処については、アドラー心理学の「課題の分離」という考え方も非常に効果的ですので、こちらの記事も是非合わせてご覧ください。

2. 不安から解放されるTO DOリスト

自律神経とうつ_TODO

次に、2つ目にあげた不安から解放されるTODOリストについて。

これは、

「やらなきゃいけないことを考えると不安になる・混乱する」と感じる方におすすめの改善方法です。

特に、業務が多忙で早朝出勤や残業が多い会社員の方、家事と育児で自分の時間がほとんどとれない主婦の方にぜひチャレンジしてほしい自律神経の整え方です。

不安になる・頭の中がパニックになるということは、やるべき事の優先順位がついていないということです。

そこで、あれもこれもと頭の中で考えるのではなく、まずはやらなきゃいけないことを紙に書き出して、リストアップしていきましょう。

例えば、会社員の方であれば、

  1. たまっているメールの返信
  2. ○○さんに案件相談の電話を入れる
  3. 11時~△△でアポ

というように、1つ1つ優先順位の高い順に書き出します。

これによって、やらなきゃいけないことが整理され、不安やパニックを感じることなくスムーズに作業を進めることができ、自律神経への安定にも繋がるのです。

3. 心の安定を作る1日1回のミニ整理

自律神経とうつ_ミニ整理

最後に、3つ目にあげた、心の安定を作る1日1回のミニ整理について。

これは、部屋の中にある要らない物を捨てたり整理することで、自律神経の安定を促す方法です。

実は、「片付ける」という行動そのものに自律神経の乱れを整える効果があります。

「片付けるってハードル高いな」と感じる方は、例えば、机の引き出し3段目だけ、会社のデスクの見える部分だけというように、細かく制限して片付けることから始めてみましょう。

このように一気に全部片付けると思うと気が遠くなりますが、とりあえず少し片付ければ合格ということにすれば、行動に移しやすいはずです!

また、1日1回30分以内を守り、リフレッシュ感覚で取り組むとさらに自律神経を整えることができますよ!

まとめ

自律神経とうつ_まとめ

以上いかがでしたか?

今日の記事では、自律神経の乱れについて、それも特に心の不調との関係性に焦点を絞って解説をしてきました。

もしあなたが今、心の不調に悩まされているのなら、それはもしかしたら自律神経の乱れと大きな関係があるかもしれません。

今日の記事でも触れたように、心の不調は自律神経の乱れにつながり、自律神経の乱れは心の不調につながります。

どちらか一方を改善しても根本的な解決にはならず、その両方を整えていく必要があります。

是非今日紹介した方法を取り入れてみてください。

自律神経を整えるためには特別なことをする必要はなく、日常生活のちょっとした意識と工夫で、気分良くすごしやすい生活をおくれるようになりますよ。

また、こちらの記事では、自律神経の乱れに関する、もっと基礎的な解説をしておりますので、是非合わせてご覧ください。

この記事の内容が、何か一つでもあなたのお役にたてておりましたら幸いです。

最後までご愛読ありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう!

  • 自律神経が与える心への悪影響
    • イライラしやすくなる、怒りっぽくなる
    • やる気が出ない
    • 情緒不安定など
  • 自律神経の乱れとうつ病の関連性
    • うつ病は心の病気であるのに対し、自律神経の乱れというのは病気ではない
      ・自律神経失調症は、頭痛や肩こり、だるさなどの症状につけられる診断名
      ・うつ病は脳内の神経伝達物質の分泌以上などの要因によって引き起こされる病気
    • うつ病につながりやすい自律神経の乱れ
      ・交感神経の働きが低く、副交感神経の働きが強い
      ・元を辿ると、仕事などで交感神経が常に働き続けてしまい、交感神経がストライキを起こし副交感神経ばかりが優位になってしまう
  • 自律神経の乱れを整える方法(特にメンタル面への不調を改善するために)
    • 人間関係から来るストレスに耐性をつける
      ・「気にしない」から「放っておく」に変える
    • 不安から解放されるToDoリストを書く
      ・やるべきことが整理されていないと混乱してストレスに感じてしまう
    • 心の安定を作る1日1回のミニ整理をする
      ・「片付ける」という行為は自律神経を整えるのに効果的

P.S.当記事の内容はYoutube動画でも解説しておりますので合わせて御視聴ください。

参考書籍:
小林弘幸(2020)眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話: 自律神経のギモンを専門医がすべて解説! 日本文芸社
小林弘幸 (監修), かたしな サイドランチ(2018)マンガでわかる 自律神経を整える習慣・運動・メンタル 池田書店