死ぬ瞬間の5つの後悔

【死ぬ瞬間の5つの後悔】先人たちからのポジティブなメッセージ

皆さんこんにちは!ライフハックアニメーションです!

今日の記事では、

ベストセラー書籍「死ぬ瞬間の5つの後悔」より、その5つの後悔というのが一体何かという事を要約していく形でお送りしていきます。

この書籍は、

住み込みのヘルパーとして長年を過ごし多くの患者と触れ合ってきたブロニー・ウェア氏が、

患者達が死を前にして語る最後のメッセージをまとめ書き上げたものです。

著者によると、多くの人は死を前に少なからず後悔を抱え、
それを誰かに話したい、自分の考えを知って欲しいと強く願っていたと言います。

「死」という最終ゴールを前に自分の人生を振り返った時

「こうしておけば良かった」

というメッセージは、今を生きる私たちにとって、
人生の方向性というものの手がかりを少なからず与えてくれるものであるかと思います。

後悔というと暗い印象を感じてしましますが、これから紹介する5つのメッセージは、今を生きる私たちへのポジティブなメッセージであり、今を生きる私たちを強く勇気づけてくれるものです。

是非最後までお楽しみください。

①自分に正直な人生を生きれば良かった

人は中々正直になれない生き物です。誰にって?自分にです。

人は環境に染まりやすく、何かに囚われやすく、
そして他人の期待に応える事こそが大切であると思ってしまいます。

自分に正直になろうとするタイミングがそこには中々ないのです。

それだけではなく、

人は自分にとって楽しい事をするよりも、
何か苦しいことをを避ける方を優先したがります。

好きな事、楽しい事、やりたい事があるなら今すぐそれをやればいいのに、
お金のこと、生活のこと、他人のこと、将来のこと、

理由はなんだって構わないのですが、
とにかく苦しいこと・嫌なことが我が身に降りかかる可能性がそこにあるのなら、

その苦しみを避ける方を優先します。

しかし、苦しみというのは、避けようとすれば避けようとするほど大きくなり自分を追いかけてきます。

そしてその苦しみがあまりに多くなって、もう逃げきれなくなった時初めて、
その苦しみに立ち向かう勇気を持てます。

苦しみに耐えきれなくなるまで目を逸らしている人があまりに多いのです。

そして死を前にしても、まだその苦しみに耐え続けようとしています。

その苦しみの源というのは、

誰かに愛されたい、認められたい、理解されたいという欲求です。

そうした欲求に縛られ、苦しみを感じ、そしてその苦しみから逃げ続けていてはいけません。

そのような生き方は、自分に正直ではない生き方です。

他人や環境に自分を抑圧させてはいけません。
無意味な責任感に自分を振り回させてはいけません。
自分で自分の可能性を潰してはいけません。

今こそ「もうたくさんだ!」と一言大声で叫び、

自分に正直な人生を歩み始めるべきです。

あなたにとって自分に正直な人生って一体どんな人生ですか?

②働きすぎなければ良かった

打ち込める仕事があるのはとても素晴らしい事です。

でも、働きすぎて自分のバランスを見失ってはいませんか?

多くの人が自分の価値を心ではなく、
所有している物ややり遂げた事にあると考えすぎです。

物にせよ、地位にせよ、お金にせよ、

自分が望んだ通りのものを手に入れられない悲しみで世の中は溢れています。

でも、世の中がそんな悲しみで溢れているのはおかしな話です。

なぜならば、そもそもの話そこにあなたの価値があるわけではないからです。

働く事は自分の人生の一部であって決して全てではありません。
であるならば、働いた結果として得られる物も全て、それは人生の一部であって人生の全てではないはずです。

自分のバランスを見失うほどに働いてしまう人というのは、
人生は実は思っているよりシンプルであるという事を忘れています。

働きすぎて子供の顔も見れない、そんな複雑にしなくていいわけです。
もっと稼ぐためにもっと働く必要がある、そんな複雑にしなくていいわけです。
成功するためにもっと働く必要がある、そんな複雑にしなくていいわけです。

自分に正直になった時、働くことが全てだとは誰も思わないでしょう。

大切なのはバランスであって、それはシンプルなものであるべきです。

もっと自分に正直に、そしてもっとシンプルに、
自分にとって心地よくそして意義のあるバランス点を見つけましょう。

あなたにとって働く以外に大切な事って一体なんですか?

③思い切って自分の気持ちを伝えれば良かった

大人になるにつれてどんどん失っていく物、一体なんだと思いますか?

「素直さ」です。

人は大人になればなるほど、自分の本当の思いを口にだせなくなっていきます。

それは、恥ずかしいからかもしれませんし、恐れているからかもしれません。

しかし、結果として私たち大人は互いに孤立し互いを隔て合う社会を作り上げてしまいます。

私たちは皆等しく毎日成長しているし、辛い日などもあるだろうけれども、
誰かに今すぐ伝えるべき素晴らしい気持ちを胸に抱えています。

大切なことは、そんな自分の気持ちを相手に伝える勇気を持つ事です。
そのことによって自分に対しても相手に対しても大きな何かを与えることができます。

特に、

愛している人にはそれを伝えるべきです。
思い切って自分の気持ちを伝えるべきです。

友達に、恋人に、両親に、祖父母に、子供に、人生の恩人に、

感謝していること、愛していることを思い切って伝えるべきです。

素直さを失ってしまったからという理由で思いを伝えず、
思いを伝えなかった事をあとで後悔することはとても辛い事です。

伝えなくても伝わっているかもしれません。
でも、やっぱり思い切ってちゃんと自分の気持ちを伝えれば良かったと思います。

自分の気持ちを伝えるのには勇気がいりますが、勇気を振り絞るだけの価値がある事です。

今あなたが、感謝と愛の気持ちを伝えたい人は誰ですか?

④友人と連絡を取り続ければ良かった

友達が多いことがその人の人生の価値を決めるわけでは決してありません。

しかし、それでも友人とは連絡を取り続け、その奇跡とも呼べる出会いを大切にしておくべきです。

なぜならば、その方がきっと人生は楽しくなるから。

私たち一人一人が母親と父親の関係の中で生まれてくるように、

私たちの人生も人との関係で始まり、そして人との関係の中で進んでいきます。

書籍の中で、昔の友人との再開を果たした患者は強い幸福感に包まれていました。

人は孤独に弱い生き物であると言います。

であるならば、孤独に強くあろうとする必要はありません。

気の合う友人と、相互依存の関係に陥ることなく、同じ時代の船に乗ったクルーとして、たまにのやり取りでいいので連絡をとりあいましょう。

昔の友達に久しぶりに連絡をとってみましょう。

⑤幸せを諦めなければ良かった

人生の幸せを諦めてから長い時間が経ったあと、
実は幸せというのはいつも自分の目の前にあったのだと多くの人が気づくことになると言います。

自分の死などを意識せず、人生はずっと続くものだと思っているうちは、
幸せというのはその人生のどこかで何か「幸せ」と呼ぶに値する結果を手に入れることであると思いがちです。

しかしそれは間違っています。

大金持ちになったら、幸せな家庭を築けたら、自分の夢を叶えたら「幸せ」

であるとするならば、その「幸せ」は決して手に入りません。

なぜならば、幸せとは結果ではなく「プロセス」にこそ見いだせるものであるからです。

幸せとは結果であると思っているうちは、幸せは決して手に入らないのでいつか諦めることになってしまいます。

しかし、幸せとは諦める必要など一切なく、今この瞬間に自分で選びとることが出来るものです。

なにか目指している先があるのなら、その目標を叶えるまでの毎日をありがたいと思う事、

さらに言うならば、辛いことも悲しいことも、嬉しいことも心打たれることも、

それら全てをひっくるめて、経験すること全てに幸せを見つける事が出来るのです。

それは、死を前に、これまでの自分の人生を振り返った時、
ありとあらゆることが等しく意味あることだったと思える心情になれないと至れない境地かもしれません。

しかし、

今どんなに辛い時にいたとしても、将来自分が死を前にして、今のこの辛い時間を確かな意味あるものとして感じられるとするならば、

やはり今の辛い経験は無駄ではなく意味あることであり、意味ある経験をしていることはすなわち幸せなのではないでしょうか。

あなたは今幸せですか?

もし、あなたが「幸せじゃない」と答えたとしても、
死を前にした人から見れば「いいえ、あなたは今とても幸せよ」と言われるかもしれません。

であるならやはり、あなたは今幸せなのでしょう。

まとめ

以上いかがでしたか?

今日の動画ではベストセラー書籍「死ぬ瞬間の5つの後悔」を要約する形で、
死を前にした多くの人たちが語った5つの共通メッセージをご紹介してきました。

著者であるブロニー・ウェア氏は紆余曲折のある人生ののちに、死を前にした患者の住み込みのヘルパーの仕事を長年手がけ、

そこで学んだ事を「死ぬ前に語られる後悔」という記事でブログに公開しました。

そのブログ記事が世界的に話題となったことがキッカケで作られたのがこの書籍でした。

ブロニー・ウェア氏は最後に次の言葉を残しています。

それは

「微笑みとともに知る」ということです。

今日紹介した内容は、死を前にした人の後悔です。
後悔というとネガティブな印象を感じてしましますが、実際は今を生きる私たちへのポジティブなメッセージです。

ただそのメッセージは、「死」という究極の最後を前にして湧き上がってきた事であるが故に、今日という日を生きるのに精一杯な私たちにとってはどこか現実感がなかったり綺麗事のように思えてしまうかもしれません。

しかし、

いずれにしても私たちもいつかは死ぬわけであり、

そのことを「微笑みとともに知る」わけです。

苦しみと共に知るのではなく、微笑みと共に知れるのです。

・自分に正直な人生を送る事
・働いて得るものは人生の一部である事
・思い切って自分の気持ちを伝えるべき事
・友達との関係を大切にする事
・毎日に幸せを見つける事

何か人生で辛いことがあった時、つまづいて前に進む勇気が持てない時、
今日紹介した先人達のメッセージが貴方を励ましてくれるでしょう。

この動画の内容が何か一つでもあなたのお役にたてておりましたら幸いです。

最後までご視聴ありがとうございました。

また次回の動画でお会いしましょう。

死ぬ瞬間の5つの後悔
最新情報をチェックしよう!