【反応しない練習まとめ】仏教(ブッダ)に学ぶ悩みから解放される方法とは

この記事のポイント
  1. 仏教が教える人間の悩みの正体とは一体何なのかが分かる!
  2. 2500年前にブッダが伝えた反応してしまう心とうまく付き合う方法が分かる!
  3. これからどんなストレスを感じたとしてもそれに囚われないで済む方法が分かる!

この動画では、「反応しない練習」でも一躍注目された、仏教に学ぶ悩みから解放される方法について、仏教の創始者ブッダの教えを土台に、その方法を解説しています。

みなさんこんにちは!

今日の記事では、

仏教の創始者ブッダの教えを土台に、
どんな悩みも解決するシンプルな方法をご紹介していきます。

今日ご紹介する考え方及び方法は、
およそ2500年以上前にインドにてブッダが説いていたものになります。

その教え2500年以上前のものとは言え、

人間の本質を物の見事に捉えているがゆえに、

この現代社会においても全く色褪せることなく適用することができるのです。

この動画を見ることで、

ありとあらゆる悩みの正体と、悩みが生まれてしまう根本的な理由、
そしていかに対処していけば良いのか、

という実践的な知識までもブッダから学ぶことが出来ます。

今後、

どんな悩みを感じたとしても、その悩みに心を締め付けられているような状態から一瞬で抜け出し、
ホッと安心している時のような居心地の良い気持ちをずっと持つことができるようになります。

是非最後までお楽しみください。

仏教が説く「悩み」とは一体なにか

仏教に学ぶ悩みの種類

ブッダは、人間が人生で直面する悩みを大きく8つに分類しました。

それを簡単に説明すると

  • 生活する事に対する悩み
  • 年をとることに対する悩み
  • 病気してしまう事に対する悩み
  • 死ぬことに対する悩み
  • 嫌いな相手に対する悩み
  • 愛する人と別れる事に対する悩み
  • 欲しいものが手に入らない事に対する悩み
  • ままならない人間の心に対する悩み

の8つです。

そして、

ブッダは、これら8つの悩みの正体を端的に1つの単語で表現しました。

その単語とは、

「執着」

です。

執着とは、

「ある物・事に強くひかれ、深く思い込んでどうしても忘れ切れない」

でいる心の状態のことですが、

まさにこの執着こそがありとあらゆる悩みの正体であると言います。

執着とは一体なにか

心の反応は執着

さらに加えて、

この執着のことを別の言葉で言い換えるならば、それは

「心の反応」

であるともしています。

つまり、

悩みとは人それぞれ色々なものがありますが、

その正体を探っていくと必ず何かに対する「執着」であることが分かり、

そしてこの「執着」とは言い換えるならば「心の反応」という、

人間の精神活動の産物に過ぎないというわけです。

となると、「心の反応」さえ無くすことができれば、
あらゆる悩みも無くす事が出来ることがわかります。

一体、「心の反応」はどのように無くす事が出来るのでしょうか。

反応しない練習に学ぶ「心の反応」とは

仏教に学ぶ人間の7つの欲求

ブッダは、人間の心が反応してしまう理由を、

人間には生まれながらに、
「喜び」を求めてやまない「求め続ける心」があるからだとします。

見方を変えるならば、

この「求め続ける心」とは人間の生命エネルギーの根源そのものでもあり、
求める心があるから、人間は生きていけるとも言えます。

しかし、

この「求め続ける心」はそこから転じて7つの「欲求」を生み出していきます。

それらは、

7つの欲求
  1. 生存欲
  2. 睡眠欲
  3. 食欲
  4. 性欲
  5. 怠惰欲
  6. 感楽欲
  7. 承認欲

の7つです。

これら7つの欲求に突き動かされ、

人の心は常に反応を続け、

時には欲求が満たされ喜び、
時には欲求が満たされずに不満を感じる、

というサイクルが人間の人生を通じてずっと続くと言うわけです。

悩みに苦しめられている状態とは

しかし、

人間の心が「求め続ける」という性質である以上、

仮に欲求が満たされたとしても、その瞬間からまた求めてしまうため、
結局のところ常に「不満」な状態にいるということになります。

そして、

この状態こそが、「悩みに苦しめられている」という状態なのです。

先ほど、「心の反応」をなくせば、悩みも消えるといいましたが、

人間がそもそも求め続ける生き物であるならば、心の反応など無くす事は出来ません。

そこでブッダは、心の反応を無くすことはできないが、
悩みにつながるような「無駄な心の反応」なら無くすことが出来ると言いました。

それでは一体どうすれば「悩み」につながるような無駄な心の反応を無くすことができるのでしょうか。

ブッダが説く悩みから解放される方法とは

これから、

悩みにつながるような「無駄な心の反応」を無くす方法を解説していきますが、
その大前提として、

まず、

求め続けてしまう人間の心のことを、

「心とはそういうものなのだ」

と、
そのままに理解する必要があります。

もしも、

そうした求め続ける心の性質を実感しないまま、

求め続ける心に反応し続けてしまうと、
先ほどにも述べたように、

いつまでも決して満たされることのない欲求に駆られて、
次から次へと変化を求め続ける人生になってしまいます。

そんな人生は、蜃気楼の先にあるありもしないオアシスを追いかけ続け、苦しみ続けるような人生です。

ブッダは、

そんな人生は不合理で不条理であり、

人間はもっとそんな虚しい人生ではなく、
喜びに満ちた幸せな人生を歩めるはずであると言います。

そのためにも、まずは求め続けてしまう心に、自分自身を振り回されないようにしなくてはいけません。

その方法は、以下の3つのステップで可能になります。

STEP1 心の状態を言葉で確認する

反応しない練習①

心理学用語では、このことをラベリングと言います。
ラベリングとは、いまの心の状態を言語化し、自分から離れたところで見ることを可能にする手法です。

例えば、

  • 私はイライラしている
  • 私は今どうしたらいいか分からず混乱してしまっている
  • 私の心は今ざわざわしている。

というようにです。

ラベリングには、良いラベリングも悪いラベリングもなく、
とにかく自分なりに今心の状態を言葉に置き換えてみます。

そうすることで、反応してしまう心と一体化せず、
ずっと不満を感じ続けるという負のサイクルから抜け出す事ができます。

STEP2 心の外側へ焦点を移す

反応しない練習②

悩みとは、いつも心の内側にあるものです。

意識の焦点が、心の内側にある限り、やはり反応してしまう心と一体化してしまい、どうしても負のサイクルから抜け出せません。

そこで効果的なのが、意識の焦点を、心の内側から、心の外側へと向ける、という事です。

一番身近で簡単なのは、手足の感覚や呼吸といった身体感覚に集中する事です。

また、
外を散歩して、風に乗ってくる草花の匂いに集中したり、雲の動きや鳥の動きに集中するのも効果的です。

さらに

「筋トレは最強のソリューション」

と言われますが、まさに筋トレも、全集中力を筋肉に向けるものであり、
その意味で心の反応の負のサイクルから抜け出す効果的な方法です。

STEP3 頭の中を分類する

反応しない練習③

次に、自分が今悩まされている「求める心」を分類するようにします。

仏教では、求める心は大きく3つに分類可能であるとします。

それらは、

①貪欲・・・過剰な欲求に駆られている状態

②怒り・・・不満や不快に対して怒りを感じている状態

③妄想・・・貪欲でも怒りでもなく、ただ漠然とモヤモヤしている状態

の3つです。

ちなみに、

仏教では、この3つを貪瞋痴といい、「三毒」という乗り越えるべき煩悩であるとしています。

無駄な反応を無くす方法

ブッダに学ぶ無駄な反応を無くす方法

そして、「無駄な心の反応を無くす」というのは、つまりどう言うことなのかというと、

以上のステップ1、2、3を通じて、

自分の心の状態を、主観抜きの中立的な立場でただただ観察することを意味しています。

つまり、

ステップ1・2・3を行なったとしても、
それに対していちいち反応をしていては本末転倒であり、

ただただ、あたかも他人事のように観察を続けなくてはいけないということです。

このように、心の反応に振り回されずに、それをそのままありのままに見ることを、
仏教では「正しい理解」いう意味の「正見」といいます。

この「正見」ができるようになれば、
心の連鎖的な反応もなければ、動揺もなく、

悩みに発展するような無駄な反応による負のサイクルを断ち切ることができるようになるのです。

反応しない練習まとめ

反応しない練習まとめ

以上いかがでしたか?

この記事では、約2500年前に生きた仏教の創始者ブッダの教えを土台に、

どうすれば人生の中で苦しめられる悩みから解放されるのかという方法を解説してきました。

再度、悩みから解放される理屈および方法をまとめます。

悩みとは、姿形は違えども、その正体は「執着」です。

「執着」とは、「心の反応」という精神活動の産物です。

この心の反応というものは、

「求め続ける心」を人間がそもそも根本的なところで持っている事が理由でどうしても発生してしまいます。

しかし、

求め続ける、というその性質ゆえに、満足することは決してなく、常に不満足な状態になってしまいます。

ブッダは、そうした「求め続ける心」にいちいち反応を続けても、そこにメリットはなく、
合理的に考えて、求め続ける心に、振り回されることからはさっさと自分自身を解放するべきであると言います。

そのための、具体的な方法として、

  1. 心の状態に名前をつけて自分から切り離す
  2. 心の内側から外側へと意識の焦点をずらす
  3. 求める心の正体を、貪欲・怒り・妄想の3つに分類する。

の3ステップを行い、

自分の中で沸き起こる「心の反応」をあたかも他人事のように観察することで、
「求め続けて反応してしまう。」という負の連鎖に陥らないようにします。

こうすることで、

「悩み」につながるような心の反応の負の連鎖を、その最初の部分で断ち切ることができ、

結果として悩みから解放されるようになるというわけです。

この方法は、理屈で納得できたとしても、なかなかすぐには実践して悩みから解放されるというのは難しいかと思います。

そのため、まずは、

紹介したステップ①、ステップ②、ステップ③のどれか、今すぐできそうなことを採用してみて、
悩みやストレスなどに心を締め付けられた時に、是非実践してみてください。

実践してみることで、思っていた以上に心がホッと楽になる事が実感できるかと思います。

なにか一つでもご参考になる点がございましたら幸いです。

仏教(ブッダ)の教えについて、悩みからの解放という観点からもっと詳しく学びたい方には、こちらの「反応しない練習」がおすすめです。

 

また、当記事の内容は、Youtube動画でも解説をしておりますので、是非復習も兼ねてそちらもご覧していってくださいね。

最後までご視聴ありがとうございました。

次回の動画でまたお会いしましょう!♪

参考文献:
草薙龍瞬(2015)反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
正木 晃(2014) 今日から役立つ仏教 ナツメ社