うつ病

うつ病とは何か。原因から治療、そして予防対策までを簡単に解説!

この記事のポイント
  • うつ病とは一体何かが分かる!
  • うつ病と似ているけど異なる症状について理解できる!
  • 鬱病の原因、治療、予防についての知識を学べる!

この記事ではうつ病とは何かについて基礎的な知識を解説していきます。
この記事を読む事で、うつ病に関する最低限の知識および、原因、治療、予防対策について学ぶことができます。

うつ病とは何かを簡単に解説!

鬱の兆候について

みなさんこんにちは!ライフハックアニメーションです!

突然ですが質問です。

皆さんはこれまで、

  • なんか最近憂鬱
  • ちょっと鬱っぽいかも
  • うつ病かもしれない

といったことを考えられたことはないでしょうか。

ただ、実はこの「鬱」という言葉を何気なく使われている方は意外と多いのではないでしょうか。

しかし、

普段から何気なく使ってしまっているからこそ、
本当に自分が危機的な状態にいる時であっても、それとなく放置して適切な対処ができていないという場合も多くあります。

そこで今日の記事では、

そもそも鬱とは何か、鬱っぽいとうつ病の違いとは、
そしてうつ病に似ているけれどもうつ病ではない症状について、

基礎的な知識をご紹介していきます。

今日の記事を読むことで、自分や身の回りの人のメンタル面に対して、
冷静な見方ができるようになるでしょう。

是非最後までお付き合いください。

鬱病とは

うつ病になる確率

それではまず、そもそも「うつ病」とは何か、というお話からしていきます。

うつ病は、今や10人に1人というほどに、珍しい病気ではなくなっており、
一人の人が一生のうちにかかる確率は7.5%とも言われています。

うつ病の患者数は、昔と比べると年々増え続けており、もっとも多いのは40歳代という働き盛りの人たちです。

うつ病は、誰でもかかる可能性のある病気であり、「心の風邪」と呼ばれることもあります。
しかし、風邪だからと軽く考えてはいけなく、うつ病の増加と自殺者数の増加は連動しており、もはや社会問題ですらあります。

しかし、「うつ病」は、そうであると診断するのが実は難しくもあります。

まず、鬱っぽいという気分の問題と、うつ病という病気の問題は、程度の差として同じ線上にはいますが、
気分が鬱っぽいからといって、必ずしもうつ病であるというわけではありません。

うつ病の症状

うつ病の症状

うつ病の症状を例に挙げますと、

悲哀の感情に虚しさというものが混ざっており、感情と意欲とがどんどん失われていきます。
思考面、知覚面、認知面においても障害が起き、ネガティブな負の循環にハマってしまいます。

そうしたメンタル面以外でも、

自律神経失調症のような身体的な症状も現れ、

  • 眠れない、もしくは起きれない
  • 食欲がなくなる
  • 胸が息苦しい

といった症状も現れます。

もちろん、気分的に鬱っぽいという時も同じような症状に悩まされると言えますが、

強さにおいてはるかに強く、持続においてはるかに長く、苦しさにおいてはるかに苦しく、生活への支障がはるかに大きい、という時、うつ病であるとされます。

このように、そうであると判断するのが難しいにも関わらず、確かに存在しており、
それが社会的な問題と呼べるまでにもなっているのが、この「うつ病」なわけです。

うつ病と似ている病気や障害

そして、さらに話を複雑にしているのは、うつ病とは異なるものの、
同じような症状が出てくる病気や障害が数多くあるということです。

この記事では一つ一つについて詳しい解説はできませんが、

例えば、

  • 気分変調症
  • 非定型うつ病
  • 躁鬱病
  • 季節性うつ病
  • 老年うつ病
  • 適応障害
  • 不安障害
  • パーソナリティ障害
  • 摂食障害
  • 解離性障害
  • 統合失調症の初期

このように列挙するだけでも非常に多くの症状があるということがわかります。

また、

これらの症状は大体の場合において単体としての症状であるケースよりも、
互いに併発していたり、どちらかがどちらかを誘発しているといったように、複雑に影響しあっているというケースが多く見られます。

そのため、

鬱っぽい、という気づきの背景には、特定のしづらい複雑な原因があると考えた方が良いのです。

それでは次に、うつ病の原因とは何か、また一体どのように治療されるのかというお話をしていきます。

うつ病の原因、治療について

うつ病の原因

うつ病の原因

うつ病の原因についても非常に難しい話になってきます。

そもそも、なぜ人がうつ病になるのか、そのはっきりとしたメカニズムが解明されているとは言い難く、
いまだに多くの仮説レベルでの説明がされているという現状です。

ただ、大きな考え方としては次のような多面的な要素の関連によって、うつ病が発症するとされています。

まず、遺伝的な要素が一番下の土台としてあります。

その土台の上に、家庭環境や地域や学校での教育環境などの要素が積み重なります。

そしてその上に、その人特有の思考パターンであったり、性格といった要素が積み重なります。

今度はさらにその上に、職場や家族、友人関係、恋人関係といった、現在の環境の要素が積み重なります。

これらの要素が複雑に絡み合った上に立っているのが、私たち一人一人です。

ここに、親しい人の喪失体験や、慢性的な疲労、身体的な病気、経済的な不安、人間関係上のトラブルといったストレス要因が降りかかり、

そのことが引き金となって、うつ病が発症すると考えられています。

このように、これといった原因を特定することは難しいものの、

大まかな考え方としては、その人固有の土台があった上で、
引き金的な役割としてストレス要因が降りかかり、脳や身体の機能に影響が出てうつ病が発症するというわけです。

うつ病の治療

うつ病の治療法

次に、うつ病の治療法に関してですが、これまた特定の治療法があるというわけではなく、
非常に多くのバリエーションの治療法があります。

ただ、最近の治療法として大まかに3つに分けるとするならば、それは

  • 生活療法
  • 薬物療法
  • 精神療法

の3つであるとされています。

生活療法とは、その名の通り日常生活を心身ともに健康になっていくように修正していく療法のことです。
薬物療法とは、抗うつ薬と呼ばれる薬を中心に、気分安定薬や抗精神病薬などの薬を組み合わせていく療法のことです

精神療法とは、うつ病の治療に向けて好ましい考え方が身についていくように導く療法のことです。

これらの療法は、さらに細かく見ていくとどんどん枝分かれしていくのですが、
大まかにはこれら3つの療法が組み合わさっていきます。

このチャンネルでは、まだしっかりと体系化できているわけではありませんが、
肉体の健康面や人間関係面の動画を通じて生活療法の知識を、
そしてポジティブ思考の方法や悩みから抜け出す思考の方法などの動画を通じて精神療法の知識を、

これまで100動画以上にわたって紹介してきておりますので、
是非参考になる情報を見つけて頂けますと嬉しいです。

うつ病からの回復と予防対策とは

うつ病から回復するためには、

正しい知識と心構えでもって、焦らずゆっくり治していくという事が非常に重要です。

そのためにも、第一に相性の良い医師にじっくりかかるという事が重要と言えます。

語弊を恐れず言うならば、

薬物療法ばかりに頼りっぱなしの医師ではなく、
そうした偏った傾向を持たず、生活面や精神面へのサポートも怠らず、バランスの取れた視点で患者一人一人に寄り添ってくれる医師が良いと言えます。

うつ病治療のための病院は精神科

うつ病の病院

また、うつ病の治療のために訪れる病院は大きく分けて3つあります。

それは、

  • 身体的な病気なども総合的に見てもらえる総合病院の精神科
  • 長期間での入院治療が可能で社会復帰のシステムが用意されている精神科病院
  • 比較的小規模で、心療内科としている場合もある精神科クリニックです。

うつ病の治療は精神科で行われますが、精神科ならどこでもいいと言うわけではなく、
自分の病気の症状と病院の相性、また医師との相性などが非常に重要になってきます。

ただ、うつ病の患者が一人で、そうした判断をするのは難しいと言えるので、
必ず家族や友人などのサポートのもとで適切な病院探しをするのが好ましいと言えます。

日頃からできる予防策

うつ病の予防

また、

もし今うつ病とまではいかなくても、なんか最近「鬱っぽいかも」という人も、
時間が経てば自然と元気に治るだろうと思ってばかりいるのは注意が必要です。

最初に述べたとおり、うつ病は何も珍しい病気ではなく、誰がなってしまってもおかしくない病気です。

程度において、激しい憂鬱感に襲われる前に、

先ほども触れた、生活療法、精神療法を、自分なりに日頃から実践することが重要と言えます。

生活療法、精神療法と言えるような体系だった方法でなかったとしても、

規則正しい生活に、健康的な食生活、適度な運動、
そしてマイナス思考に陥りがちな偏った思考のクセを修正して、

ストレスをむしろ力に変えていけるような思考の習慣を、

少しずつでいいので日頃から身につけていく事がとても重要です。

先ほども述べたとおり、このチャンネルでは、

病院に行かなくても日頃のちょっとした取り組みから自分の生活を改善していくための、
方法や考え方をたくさん紹介しておりますので、是非いろいろな動画を見てみてください。

この動画に関連したおすすめの再生リストは、

・ストレス対策や悩みの克服に関する再生リスト
・健康・睡眠・食事・運動に関する再生リスト
そして、
・仕事術・自己啓発・習慣に関する再生リスト

です。

ライフハックアニメーションのyoutubeチャンネルはこちら!

まとめ

うつ病まとめ

以上いかがでしたか?

今日の記事では、「うつ病」とは何か、という話について、
改めての解説をしてきました。

うつ病は、側から見て元気いっぱいでリーダーシップあふれるような人が突然なってしまうほどに、
誰であってもなってしまう可能性のある病気です。

それにも関わらず、私たちの間では

「なんか最近鬱っぽいかも」

といった程度の捉え方でスルーされる事が非常に多く、
最低限の基礎的な知識と対処方法を知っておくことがとても重要であると思っています。

この記事では表面的な内容をさらっと紹介する程度で終わってしまいますが、
他人事ではないなと思われた方は、

是非この記事の参考書籍なども参考に、書店にてうつ病に関する本などから、
自分なりにも知識を集めてみてください。

この記事の内容が何か一つでもあなたのお役にたてておりましたら幸いです。

最後までご愛読ありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう!

P.S.
当記事の内容はYoutube動画でも解説をしておりますので合わせてご視聴頂けますとより効果的に理解を深めることができます。

内容の要点メモ
  • うつ病の基礎知識
    • 10人に1人と言われている
    • 1人の人が一生のうちにかかる確率は7.5%
  • うつ病の症状
    • 悲哀の感情に虚しさが混ざり、感情と意欲が失われる
    • 思考面、知覚面、認知面において障害、ネガティブな負の連鎖
    • 自律神経失調症のような身体的な症状
  • うつ病と似ている症状をもつ病気や障害
    • 気分変調症
    • 非定型うつ病
    • 躁鬱病
    • 季節性うつ病
    • 老年うつ病
    • 適応障害
    • 不安障害
    • パーソナリティ障害
    • 摂食障害
    • 解離性障害
    • 統合失調症の初期
  • うつ病の治療について
    • 3つの療法
      • 生活療法
      • 薬物療法
      • 精神療法
    • 3つの病院
      • 総合病院
      • 精神科病院
      • 精神科クリニック
  • うつ病の予防について
    • 生活療法と精神療法を日頃から取り入れる
      • 規則正しい生活
      • 健康的な食生活
      • 適度な運動
      • マイナス思考に陥りがちな思考の癖を修正
      • ストレスを力に変えていける思考の習慣

参考書籍:
野村総一郎(2017)新版 うつ病をなおす 講談社
野村 総一郎(2018) 新版 入門 うつ病のことがよくわかる本 講談社
加藤忠史 (2009) うつ病の脳科学 精神科医療の未来を切り拓く
岡田尊司(2013) うつと気分障害 幻冬舎