運動 効果, 筋トレ 効果, 運動 どのくらい

運動による嬉しい効果10選!なにをどのくらいすれば?

  • 運動による驚きの効果を10個ご紹介!
  • 運動が今まで以上に楽しみになる!
  • 運動不足のあなたも、きっと運動をしたくなる!
「運動した方が良い」なんてことは当たり前のように言われることですが、
この記事では「え!?運動することでそんな効果があるの!?」と思える内容を、
10個紹介していきます!この機会に是非、老若男女誰でも気軽に始められる「自己投資」の一つとして、
「運動」を検討してみてはいかがでしょうか?

 

運動がもたらす驚きの効果とは?

みなさんこんにちは!

今日の記事では、運動習慣を持つことの素晴らしいメリットについて紹介していきます。

「運動した方が良い」なんてことは当たり前のように言われることですが、
今日の動画では「え!?運動することでそんな効果があるの!?」と思える内容を、10個紹介していきます。

この記事を読むことで、運動しなきゃと思いつつ中々できていない人は、その素晴らしい効果を知り一気にやる気が高まるでしょう!

そして、すでに運動習慣を持っている人は、明日からのエクササイズが今まで以上に楽しいものとなるでしょう。

是非最後までお楽しみください。

運動による驚きの効果10選!

運動 効果, 筋トレ 効果, 運動 どのくらい

①頭が良くなる!

運動することの効果の一つ目は頭が良くなること!運動をすることで、脳の細胞が育ち情報処理能力が高まります。

それは、理解力、記憶力、判断力、など!

それが一体なぜなのかというと、運動をすることで「脳由来神経栄養因子(BDNF)」という脳内物質が増えるから。

この物質は、脳細胞を活性化させ脳細胞同士の繋がりを強くするため、
ありとあらゆる脳の機能を高めてくれるのです。

しかも、その嬉しい効果に年齢制限はなし!何歳であっても体を動かすことで脳由来神経栄養因子(BDNF)が増えて、どんどん脳が元気になっていくのです!

②ストレスに強くなる!

嬉しい運動効果の2つ目はストレスに強くなれること!

実は、私たちの脳にとっては人間関係や仕事のプレッシャーなどから来るメンタル的な負担も、走ったり、腕立て伏せをしたりといった肉体的な負担も、一言で言ってしまえば同じストレスです。

ここで面白いのは、有酸素運動や筋トレによって肉体的なストレスに強くなると、メンタル的なストレスに対しても強くなれることが分かっています。

例えば、3分走ってヘトヘトだった人が、10分なら走れるようになったとすれば、それは体力的に強くなっただけではなく、メンタル的にも強くなっています。

そのため、人付き合いで悩みやすかったり、仕事の締め切りで焦ったりと、ストレスに悩まされやすかった人も、運動によって肉体的に強くなることで、心も強くなり日常的なストレスを跳ね返す力が高まります。

運動でメンタルが強くなるというのは本当なのです!

③不安や心配が減る!

3つ目の嬉しい効果は不安や心配を感じる苦しい気持ちが減るというもの!

実際、不安症やパニック障害の治療においては運動を組み合わせることで高い効果があることが分かっています。

その理由を簡単に説明すると、運動を通じて私たちの脳は、不安を感じる心に慣れる練習をするからです。

走るにしても、スクワットをするにしても、私たちの脳は常に「大丈夫だろうか?」と心配しています。例えば、走ったら苦しくなって心臓が止まるのでは?スクワットをすると膝を痛めるのでは?といったようにです。

しかし、実際は走れば走れるし、スクワットをすればスクワットができます。そのように、心配した事は別に起きなかった、という経験を繰り返すことで目先の不安に対してネガティブな反応をしにくくなるのです。

不安とは、端的には「恐ろしい事を想像する」ということ。

運動をすることで脳は、その想像した恐ろしい事は、想像に過ぎず実際はほとんど起きない事であると認識するようになっていくのです。

④悪い気分が良くなる!

4つ目の嬉しい効果は、落ち込んだり気分が悪いときも運動をすることで元気になって気分が良くなるという事。

人間は身体を動かすことによってその刺激で脳内からエンドルフィンが放出されます。

長距離を走り終えた後や、少し激しめの運動をした後に感じる気持ちよさは、「ランナーズハイ」という言葉で紹介されますが、その状態へと私たちを導く物質がエンドルフィンです。

しかも、運動はしている時だけではなく、運動習慣を持つ事でその気分の良さは継続します。

週に2回は運動をする人は、そうでない人よりも幸せだと感じる割合が高く、ストレスを感じる割合も低いことが分かっています。

それ以外にも運動をすることで、脳内の神経伝達物質のバランスが整い、がんじがらめになった悲観的な思考回路から抜け出せます。

自分が主導権を握って物事に立ち向かっていると思え、自然と前向きになれるのです。

⑤集中力が高まる!

嬉しい効果の5つ目は集中力が高まるということ。

実際、ADHD患者の治療として運動習慣を持たせることで、その注意散漫、衝動性をコントロールする能力が高まることがわかっています。

というのも、運動と注意力とは脳内で同じ回路を共有しており強い結びつきがあります。

実際、運動という行為は私たちが思う以上に実は非常に複雑な動作の連続であり、高い注意コントロール能力が求められています。

そのため、運動をすることで運動と関連する脳の部位が鍛えられることによって、それと同時に注意を向ける先をコントロールする力も高まるのです。

結果として運動を継続的にする人は、そうでない人と比べて注意を向ける先をコントロールできるので集中力を高め、仕事に勉強にと集中して取り組めるようになります。

⑥自己コントロール能力が高まる!

6つ目の嬉しい効果は自己コントロール能力が高まるということ。

実際、アルコールやギャンブルへの依存症患者への治療として運動習慣を持たせることに効果があることが分かっています。

運動は脳機能を活発にし、依存から気持ちを逸らし、別の行動をするように自らを奮い立たせる力を高めます。

実際、たった10分の運動でもアルコールへの渇望を抑える力があることを示す研究があるほどです。

他にも運動に自己コントロール能力を高める効果をしめす実験結果は多くあります。

体を動かし、主体的に新たな目標にチャレンジし、それを達成する。すると自分をコントロールできているという自信が生まれ、その影響は生活全般に渡ります。

衝動買いや衝動食い、寝坊や先送りなどが減り、計画や約束を守れるようになるのです。

⑦若返る!

7つ目の嬉しい効果はアンチエイジング効果が期待できるということ!

定期的な運動によって、肉体に対して適度なストレスを与えていると、細胞の老化を遅らせるだけでなく、逆に若返らせることができます。

高齢者を対象にした実験で、週に2回ダンベルでのトレーニングを半年間継続させたところ、老人たちの健康レベルは高まり細胞レベルでの若返り効果も確認されています。

健康寿命とは健康で過ごせる期間のことを言いますが、この健康寿命を伸ばす効果が運動にはあるのです。

ここまで紹介してきたように、運動はもちろん脳の機能も高めてくれます。ただし、それだけではなく肉体的にもフレッシュな状態を維持するのに非常に役立つのです。

ちなみに、細胞レベルでのアンチエイジングについて興味のある方はこちらの記事もおすすめですので合わせてご覧ください。

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⑧モチベーションが高まる

嬉しい効果の8つ目は、モチベーションが高まること。

運動をすることで、神経伝達物質のドーパミンの放出が活発化しやすくなります。しかも運動をしていない時にもその効果は持続します。

ドーパミンは、意欲や活力に関わる物質ですので、日常的なことに対してもモチベーションを感じやすくなるのです。

持久系のアスリートたちは、とにかく一歩ずつ足を前に出していけばゴールできると思うことで、自信と勇気が湧いてくると言います。

実はそれは単なる思い込みではなく、希望を見出してやる気を高める能力がトレーニングによって鍛えられているからだと示す研究もあります。

そして、そのようなアスリートレベルの特訓でなくても、日常的な運動習慣だけでも同じようにモチベーションを維持する力は高まるのです。

⑨困難に強くなる!

嬉しい効果の9つ目は困難に強くなること。

運動習慣によって、体力的な持久力だけではなく精神的な持久力も同時に鍛えられることがわかっています。

冷たい水に手を入れ続けるという実験でも、運動習慣がある人の方が、ない人よりも長く冷たい水に手を入れ続けることができました。

それはそうした実験の場面にとどまらず、何かを成し遂げようとする時に、
その過程で感じるストレスやモチベーションの低下に負けずにやり切る力として現れるのです。

困難を乗り越える力は、最近では「レジリエンス」という言葉で注目されていますが、まさに運動によってレジリエンスを高めることができるのです。

⑩幸せを感じられる!

そして最後にもう一つ。私たちは進化の過程の中でもともと動き回るようにできています。

見方を変えるならば、日中に動き回って獲物を狩り、木の実を集めるのが好きで続けられた人間が生存競争に勝ち残り、今の私たちはその子孫なわけです。

運動をすることで高揚感や幸せを感じるという現象については数多くの研究結果からも分かっています。ただなぜ幸せを感じるのか、という理由を探ってみると、体を動かすことで快感をもたらす脳内物質が多く放出された方が、生存競争に有利だったとも捉えられます。

運動をすることのメリットは数多くありますが、私たち人間は、運動をした方が良いように進化してきたわけですから、運動することで嬉しい効果がたくさんあるのは当然といってしまえば当然ですよね。

ランニングにせよ、筋トレにせよ、ヨガにせよ、サッカーやテニスやバスケにせよ、運動習慣を持つ人は口を揃えて体を動かすことは楽しいと言います。

私たちは体を動かすことで幸せを感じられるのです。

まとめ:どのような運動を、どのくらいすれば良いのか?

それでは最後に、じゃあどのような運動を、どのくらいすれば良いのか?について。

まず、運動習慣のない人はとにかくなんでも良いので、体を動かすということを意識してみましょう。

近所をちょっと散歩する、そんなレベルからで良いので始めてみましょう。

その際、今日紹介したような嬉しい効果を意識しながら取り組んでみてください。

実際、運動によるメリットを意識しながら取り組んだ方が高い効果が出やすいことも分かっています。

そして、慣れてきたら運動のレベルを徐々に高めてみましょう。
歩くことから早歩き、そして走ってみるというようにです。きっとその頃には、自ら運動レベルを高めていくことに達成感を感じるようになっているはずです。

すでに運動習慣がある人へのアドバイスとしては、健康目的でしたら色々な運動を取り入れるのがおすすめです。

ランニングの習慣がある人は、それだけではなく、ヨガやストレッチをしてみたり、筋トレを取り入れてみたり、その他、卓球やバドミントンなどのスポーツ、格闘技やダンスなどおすすめです。

そのようにいろいろな種類の運動を組み合わせることは、脳にとっては複雑な刺激となり、より高い健康効果が期待できます。

どのくらいすれば良いか、についてはこれといった目安は無いので心地よい範囲で決めてみましょう。ただし健康目的であるならばやり過ぎには注意です。

運動し過ぎて逆に疲れる、怪我してしまうなど、本末転倒になりそうでしたら、あくまでも健康目的であることを念頭に適度に続けることを大切にしましょう。

ちなみに、今日の記事と関連したおすすめ記事について。
こちらの2つの記事では、運動をすることの効果について、脳科学的な知見からもっと詳しく解説しておりますので運動効果についてもっと知りたい方にはおすすめです。

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有酸素運動の効果

さて次回は、私たちが毎日ずっと続けている「呼吸」がテーマ。
高い健康効果を発揮するための呼吸法について紹介しますよ!

この記事の内容が何か一つでもあなたのお役に立てておりましたら幸いです。

最後までご愛読ありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう。

この記事の内容はアニメーション動画でも解説がされていますので是非合わせて御視聴ください。

 

・運動による驚きの効果10選
①頭が良くなる!
・「脳由来神経栄養因子(BDNF)」という脳内物質が増加
・BDNFは脳細胞を活性化させ脳細胞同士の繋がりを強くし、
ありとあらゆる脳の機能を高めてくれる
・しかも、その嬉しい効果に年齢制限はなし! ②ストレスに強くなる!
・脳にとっては、運動による肉体的負担も、メンタル的な負担も「ストレス」
・有酸素運動や筋トレによって肉体的なストレスに強くなると、
メンタル的なストレスに対しても強くなる③不安や心配が減る!
・運動を通じて私たちの脳は、不安を感じる心に慣れる練習をする
・運動を通して、心配した事は別に起きなかった、という経験を繰り返すことで
目先の不安に対してネガティブな反応をしにくくなる

④悪い気分が良くなる!
・身体を動かすことで、脳内からエンドルフィンが放出
・脳内の神経伝達物質のバランスが整い、悲観的な思考回路から抜け出せる

⑤集中力が高まる!
・運動という行為は、実は非常に複雑な動作の連続
・運動によって運動と関連する脳の部位が鍛えられることによって、
注意力・コントロール力、そして集中力も高まる

⑥自己コントロール能力が高まる!
・体を動かし、主体的に新たな目標にチャレンジし、それを達成することで
自分をコントロールできているという自信が生まれる
・衝動買いや衝動食い、寝坊や先送りなどが減り、計画や約束を守れるようになる

⑦若返る!
・細胞の老化を遅らせるだけでなく、若返らせることも可能
・健康寿命(健康で過ごせる期間)を伸ばす効果がある

⑧モチベーションが高まる
・神経伝達物質のドーパミンの放出が活発化しやすくなる
・ドーパミン放出によって、モチベーションを高めやすくなる

⑨困難に強くなる!
・体力的な持久力だけではなく精神的な持久力も同時に鍛えられる
・レジリエンス(困難を乗り越える力)を高めることができる

⑩幸せを感じられる!
・人間は、本能的に、体を動かすことで幸せを感じられる
・体を動かすことで快感をもたらす脳内物質が多く放出された方が、
生存競争に有利だったため

・健康効果を高めるためには、どのような運動を、どのくらいすれば良いのか?
・運動習慣のない人は、まずは体を動かすということを意識
例:近所を散歩
・すでに運動習慣がある人は、いろいろな種類の運動を組み合わせることで、
脳にとって複雑な刺激を与えるのがおすすめ
例:ランニングの習慣がある人は、ヨガやストレッチをしてみたり、
筋トレを取り入れてみたり、
その他、卓球やバドミントンなどのスポーツ、格闘技やダンスなど組み合わせてみる
・運動によるメリットを意識しながら取り組んだ方が高い効果が出やすい
・どのくらいすれば良いか、についてはこれといった目安は無いので、
無理はしすぎず、自分の心地よい範囲で決める

 

 

参考書籍:
ジョンJ.レイティ (著), エリック・ヘイガーマン (著), 野中香方子 (翻訳)(2009)脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞 NHK出版
デイヴ・アスプリー (著), 栗原百代 (翻訳)(2020)シリコンバレー式超ライフハック ダイヤモンド社
ケリー・マクゴニガル (著), 神崎朗子 (翻訳)(2020)スタンフォード式人生を変える運動の科学 大和書房

 

 

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