科学的に正しい計画立案の方法とは?【MACの原則】

この記事では、「科学的に正しい計画の立て方」ということで、

実行可能・継続可能、納得可能の三拍子の揃った正しい計画の立て方についてご紹介していきます。

この記事のポイント
  1. 計画が倒れてしまう理由が分かる!
  2. 科学的に正しい計画立案の方法が分かる!
  3. MACの原則が何かが分かる!

なぜ計画は倒れてしまうのか

計画立案

過去において、計画をしたことは何度もあるけれども、

その計画通りには行かず、
挙げ句の果てには途中で諦めてしまったという方も多いのではないでしょうか。

また、

人間の心理には、

「計画したことは達成したい」

という「一貫性の原理」がありますから、

自分が立てた計画がうまく行かないと、
まるで自分との約束を破ったような気持ちになり落ち込んでしまいます。

それでは一体どうして計画は倒れてしまうのでしょうか。

計画がうまくいかない3つの理由

計画が倒れてしまう理由

計画が倒れてしまうのは以下の3つの理由が主な要因です。

①達成不可能

まず1つ目に、

計画の行き着く先である「ゴール」が、
そもそも明確にイメージされていないということがあります。

計画を立てたはいいものの、
ゴールが明確になっていないと、一体いつまで、どれくらいすればこの計画が終了するのかが、

途中で見えなくなってきてしまい、挫折してしまうのです。

②継続不可能

そして2つ目に、計画が漠然としており、「継続」が難しいという理由があります。

たとえ、計画のゴールが明確になっていたしても、
そこに行き着くまでのプロセスが漠然としていると、

計画が進むにつれて状況は複雑化していき、

それに伴い方法がわからなくなり、途中で諦めてしまいます。

③納得していない

そして3つ目に、

計画自体はゴールも明確で、かつプロセスもはっきりしていたとしても、

そもそもその計画自体に、
倫理的であったり価値観的に納得していないとするならば、

途中でモチベーションを失い、計画の遂行をやめてしまうことになります。

 

それでは一体どうすれば、

このような計画が倒れてしまう原因を取り除き、

達成可能・継続可能・納得可能

の、三拍子がそろった計画作りをすることができるのでしょうか。

その3点を抑えたオススメの方法がこれから紹介する

「MACの原則」

という方法です。

MACの原則とは

MACの原則とは

「MACの原則」とは、

アイントホーフェン工科大学の研究チームが、

計画立案に関する様々な論文より、
現時点で最も効果的なゴールの設定方法と結論づけた原則のことです。

MACのMとは、測定可能性(Measurable)を意味し、Aとは行動可能性(Actionable)を意味し、そしてCとは適格性(Conpetent)を言い表しています。

それでは一つずつ解説していきます。

①M(Measurable):計画に測定可能性を持たせる

計画は測定可能にする

まず、計画を立てる際には、ゴールを数値化する必要があります。

数値化することで、はっきりと測定することが可能になり、
達成イメージが漠然としたものから、はっきりと具体化したものへと変化します。

例えば、

運動をしようと計画を立てたとするならば、

「とにかく毎日走ろう!」

ではなく、

「万歩計で計算して、1日1万歩を達成するようにする」

というように計画するのです。

A(Actionable) :計画を細かいプロセスに分解する

計画はプロセスに分解する

次にするべきは、計画の詳細度を高めるということです。

漠然と、計画のゴールだけを定めるのではなく、
そのゴールに至る手順をとにかく細かく設定するのです。

先ほどの例で言うならば、

「早起きして走ろう」

ではなく、

「6:00に目覚めて、ベッドの横に準備しておいた運動着に着替えて、台所に行って水を一杯のみ、万歩計付きのリストバンドを手につけて、外に出る。そこから公園の高台まで行って、景色を眺め、家に帰ってくる。」

というようにです。

C (Conpetent):計画の実行に心理的に同意する

計画に心理的に納得する

そして最後は、計画自体に、心理的に同意できるような意味を持たせるということです。

どんなに優れた計画であっても、
それを実行する当の本人が計画自体に納得していなかったとしたら、
どうしても心理的な抵抗に悩まされてしまいます。

先ほどの例で言うならば、

「走って体を鍛えよう。(でも、どうしてわざわざ毎朝疲れるようなことをしないといけないんだ。)」

ではなく、

「早朝に走ることで、生活習慣の見直しにもなるし、たまった脂肪を燃焼して、健康的になれる。また、有酸素運動を取り入れることで脳機能も向上し、日中の仕事の生産性も上がる。」

というようにです。

正しい計画立案のためにMACの原則を取り入れよう!

MACの原則と計画

この記事では、

「科学的に正しい計画の立て方」

という観点から、

計画が倒れてしまう3つの理由を紹介し、

そして

達成可能・継続可能・納得可能

の、三拍子がそろった計画作りをすることができるようになるMACの原則についてご紹介をしてきました。

なにか一つでもご参考になる点がありましたら幸いです。

計画作りに関して参考になる書籍のリンクも掲載しておきますので、
もっと詳しく探求したいという方は是非手に取ってみてくださいね♪

また、この記事の内容はこちらの動画にてアニメーションで分かりやすく解説もしていますので、是非ご覧ください♪

参考文献:
メンタリストDaiGo(2018) 倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ! 河出書房新社
芝本 秀徳 (2017) 誰も教えてくれない 計画するスキル 日経BP