やりたいことの見つけ方

やりたいことを見つけるための自己理解3つのポイント

「やりたいことの見つけ方」については↑の動画でも詳しく解説をしております!

  • どうしてやりたいことが見つからないのか分かる!
  • やりたいことが見つからないとどのような悪循環があるのかが分かる!
  • やりたいことを見つけるための具体的なステップが分かる!

この記事では、人生を通じての「やりたいこと」の見つけ方について解説しています。やりたいことが見つけられていないというのは、それは自己分析が不足しているからです。この記事では、人生レベルでのやりたいことを見つける方法について、そのステップも合わせ解説していきます。動画と合わせてぜひご覧ください!

やりたいことを見つける方法を解説!

みなさんこんにちは!

突然ですが、「人生や仕事におけるやりたいことって何ですか?」と聞かれた時、すぐに答えられますか?

恐らくほとんどの人は、漠然とやりたいことが頭の中にあるけれど、うまく言葉にできない、自信をもって言うことができないのではないでしょうか。

実は、直感的ではなく論理的に考えながら、たった3つのことをハッキリとさせることで、自然と人生レベルでやりたいことというのを見つけることができます。

人生レベルでやりたいことを見つけられると、次のようなうれしい効果を実感できるはずです。

  • 就職活動、転職活動の面接で自信をもって答えられる
  • 自分の長所や強みを活かして生きていくことができる
  • 自分に適した仕事を見つけられる

そこで、これら3つの効果を実際に体感できるように、今日の記事では、やりたいことを見つけられる、具体的な自己分析の方法をご紹介していきます。

この記事を見ることにより、人生レベルでのやりたいことを見つけられ、ブレない自分軸を確立し、楽しくてやりがいを感じられる仕事を見つけられるでしょう。

是非最後までお付き合いください。

やりたいことが見つからないのは自己理解が足りないから

やりたいことが見つからない理由

やりたいこと_見つからない理由

就職活動や転職活動の場において、「入社してからやりたいことは何ですか?」と聞かれたことのある方は多いのではないでしょうか?

この「やりたいこと」というのは、将来をイメージしながらハッキリと答えなければいけない質問なので、自信をもってすぐに答えられる方は少ないはずです。

自信をもって答えられない、やりたいことが見つからない理由は、ずばり自分のことをよく理解していないからです。

自分のことを理解していないということは、やりたいことに繋がる、自分の得意なことや強み、好きなことが見つけられていないということです。

やりたいことが見つけるのが大切な理由

やりたいこと_自己理解

もし、やりたいことがはっきりと見つけられていない状況で、受かった企業に入社し仕事を始めるとどうなると思いますか?

実は、2つの悪循環にハマってしまう危険性があります。

1つ目の悪循環は、仕事自体をストレスと感じてしまうことで、せっせと稼いだお金をストレス発散のために浪費してしまうことです。

仕事のストレスがたまると、ストレス発散のためにブランド品を買い漁ってしまったり、暴飲暴食で食費がかかってしまったり、せっかくの休日を満喫できるどころか、ストレス発散のために時間を消費してしまうのです。

2つ目の悪循環は、やりたい仕事ではないことを理由に、学ぶ意欲が失われて成長できないことです。

1年くらいの話でしたら大きな差にはならないかもしれませんが、成長しないまま2年3年とすぎると、圧倒的な差がついてしまいます。

同じ時間を過ごすのなら、自分のやりたいことで、高い意欲をもって取り組めることのほうが良いですよね。

このように、やりたいことが見つけられずに生きていくと、そうした2つの悪循環に陥ってしまう可能性が高く、モチベーションは下がる一方です。

そこで大切な考え方が「自己理解」です。

自分をよく理解することでやりたいことが見つかり、仕事への悩みや不満を解消することができます。

そこでこれからご紹介するのが、やりたいことを見つけるための自己理解メソッドです。

だれでもできる簡単な方法ですので是非最後までついてきてくださいね!

やりたいことを見つけるためには自己理解が大切!

自己理解のための3つのポイント

自己理解と聞くと難しそうに思えますが、3つのポイントをおさえることで頭の中身がスッキリとし、論理的に説明できるようになります。

自己理解をするうえで大切なポイントとは、

  • 好きなこと
  • 得意なこと
  • 大事なこと

の3つです。

就職活動や転職活動の時に注目しやすいのは、1つ目と2つ目の好きなことと得意なことを掛け合わしたものですよね。

一見、好きなことと得意なことの2つだけを掛け合わせても「やりたいこと」に繋がりそうです。

しかし、好きなことと得意なことだけでは、「本当にやりたいこと」を見つけられません。

これら3つのポイントのなかでも特に重要なのは、3つ目の「大事なこと」です。

なぜなら、「大事なこと」というのは、あなたの価値観を表し、仕事を続けるうえでのモチベーションに繋がるからです。

「大事なこと(価値観)」が大事な理由

やりたいこと_価値観大事

例えば、好きなことがファッションで、得意なことは誰とでも分け隔てなく会話することだとします。

このとき思い浮かぶ仕事として、アパレルショップの販売員をイメージするのではないでしょうか。

しかし、「その人に似合う服をアドバイスしたい」という価値観があった場合、ノルマがあり、いくら売ったのかというお金の面が重視されるアパレルショップの販売員では、「やりたいこと」とズレてしまいます。

仕事をしていくうえで大事にしている価値観やモチベーションにつながることは、

先ほどの例としてあげた「ノルマを達成しなきゃいけない」という「~すべき」ではなく、「似合う服を紹介したい」という「~したい」から連想されるものだからです。

それではこれから、自分の価値観につながる「大事なこと」を見つけるために、以下の質問を自分に問いかけて、紙に書き出してみましょう。

  1. 好きなキャラクターや周りの人を思い浮かべて尊敬するところはどこ?
  2. 幼少期から思春期の頃に起こった、今の自分に大きな影響を与えていることは?
  3. 今の社会に足りないことは何?
  4. 「私は人生において何を大事にしていそう?」と周りの人に聞いてみましょう
  5. 子供から人生のアドバイスを求められたら、どのような事をアドバイスする?

(参照)八木 仁平 (2020) 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 KADOKAWA

1つ目の質問は、その人のやっていることに注目するのではなく、その生き方に注目し、価値観という視点で探してみましょう。

好きな人や尊敬している人とは、あなたが惹かれるような価値観を持ち合わせている可能性が高いのです。

2つ目の質問は、価値観の根本は幼い頃の経験によって作られているということを利用した質問です。

成長した今の自分に大きな影響を与えた経験は、強い感情とセットになっているので、記憶に残りやすいです。

経験を書き出した後に、そこから何を思ったのか、何を学んだのかを言葉にしてみましょう。

3つ目の質問は、社会に対する不満を引き出し、理想と現実のギャップを認識するための質問です。

このギャップを埋めるものこそが価値観の現れであり、仕事をする目的やモチベーションにつながります。

4つ目の質問は、自分に対してではなく周りの人に協力してもらう質問です。

第三者からの視点を取り入れることで、自分では気づかなかった新たな価値観の発見があるかもしれません。

最後、5つ目の質問は、自分が人生で大切だと思っていることを浮き彫りにし、なぜ仕事をするのかという目的を探すときに役立ちます。

アドバイスとして伝えたいことを箇条書きで書き出してみて、それぞれを1つのキーワードでまとめてみましょう。

以上、5つの質問から引き出されたあなたの答えは、これからご紹介する、やりたいことを見つけるための自己理解において大いに役立つ要素です。

自己理解の具体的な進め方

それではここからは、「やりたいこと」を見つけるための、自己理解の方法をご紹介します。

1. 「好きなこと」と「得意なこと」を紐解く

やりたいこと_好き得意

初めに、好きなことと得意なことをそれぞれ紐解いてみましょう。

まず、好きなこととは、興味や好奇心を感じる分野のことです。

具体的には、お金を払ってでも勉強したいことや、「出会ってよかった」と思えることです。

例えば、洋服を買うことにお金を惜しまない人はファッションの分野、心理学を学んで人とコミュニケーションをとりやすくなった経験があるという方は、心理学の分野などです。

好きなことだからこそ夢中になり、探求心がわくので学ぶ意欲もわき、成長することができます。そのような好きなことというのは、自分の「やりたいこと」に結びつくのです。

次に、得意なことというのは、他の人にとっては努力が必要なことであっても、特に努力の必要もなく簡単にやってのけてしまうようなことです。

例えば、街中を歩いている時に、ついつい人間観察をしてしまう方は、人に対する興味・関心が強く、分析能力があるということ。

1つの物事に没頭できる人は、じっくりと考えて、周りの人に頼らず自分ひとりで物事を達成できる能力があるということです。

以上のように、「好きなこと」と「得意なこと」についてじっくりと考えてみて、思いつく限りどんどん紙に書き出していきましょう。

2. 「好きなこと」と「得意なこと」をベースに「やりたいこと」を探す

やりたいこと_好き得意やりたいこと

それが終わったら、今度はそれらの「好きなこと」と「得意なこと」を掛け合わせて「やりたいこと」を探してみましょう。

例えば、好きなことがファッションであり、得意なことが人へのアドバイスの場合、その人に似合うファッションを提案するファッションコーディネーターというやりたいことが見つかります。

ここでもし得意なことがじっくり物事を考えることであれば、同じファッション分野でもファッションデザイナーやアパレルブランドの企画職というようにやりたいことが変わっていきます。

このように、好きなことと得意なことを組み合わせていくつかやりたいことを見つけ出した後は、先ほどご紹介した「大事なこと」である自分の価値観に当てはまる仕事かどうかチェックしてみましょう。

3. 「やりたいこと」と「大事なこと」を照らし合わせる

やりたいこと_好き得意価値観

例えば、仕事をしていくうえで、人に喜んでもらう、感謝してもらうことを価値観としている方はお客さんとの距離が近い仕事が適しています。

一方で、人と接するよりも、新しい物を生み出すことで世の中に刺激を与える・驚かせるエンターテインメント性を価値観としている方は、アイデアを次々に考える仕事がぴったりです。

「好きなこと」と「得意なこと」を掛け合わせた上に、さらに価値観を掛け合わせることで、モチベーションが下がることなく夢中になれることが見つかります。それこそが、あなたの「やりたいこと」なのです。

このように価値観という仕事の目的をはっきりさせることで、好きな事と得意な事をかけあわせて考え出されたやりたいことのなかから、自然と「本当にやりたいこと」が導き出されていくのです。

まとめ

やりたいこと_まとめ

以上いかがでしたか?

今日の記事では、自分の強みを活かせたり、自分に合っていると思えるような、
「本当にやりたいこと」の見つけ方をご紹介しました。

就職活動中や転職活動中に限らず、仕事をしている中で「自分にあっていないのでは?」と思われている方は是非、今日の記事でご紹介した、やりたいことを見つけられる自己分析方法にチャレンジしてみてください。

自己分析を通じて、自分の好きなことと得意なこと、価値観の3つをハッキリとさせることで、自分の長所を活かし、好きでやりがいのある仕事や生き方ができるようになりますよ。

この記事の内容が、何か一つでもあなたのお役にたてておりましたら幸いです。

最後までご愛読ありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう!

  • やりたいことがわからず働き続けるデメリット
    • 仕事自体をストレスに感じやすくお金を浪費したり不健康な食生活をしてしまいやすい
    • 学ぶ意欲が湧かないため成長スピードが遅い
  • やりたいことを見つける上で大切な自己理解のポイント
    • 好きなこと
    • 得意なこと
    • 大事なこと(大切にしている価値観)
  • 自分にとって大事なことを見つけるための5つの質問
    • 好きなキャラクターや周りの人を思い浮かべて尊敬するところはどこ?
    • 幼少期から思春期の頃に起こった、今の自分に大きな影響を与えていることは?
    • 今の社会に足りないことは何?
    • 「私は人生において何を大事にしていそう?」(と周りの人に聞いてみる)
    • 子供から人生のアドバイスを求められたら、どのような事をアドバイスする?

P.S.当記事の内容はYoutube動画でも解説しておりますので合わせて御視聴ください。

参考書籍:
八木 仁平 (2020) 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド KADOKAWA
水野 敬也 (2020) 夢をかなえるゾウ (新装版) 文響社

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