NLP講座第一回
神経言語プログラミングNLPを学んでメンタリストになろう!です。
これから数回に分けて「脳の取扱説明書」とも呼ばれるNLPについて解説し
①自己改善の悩み
②対人関係の悩み
の両面に効果的にアプローチしていく方法を学んでいきます。
NLP全10講座一覧
現在の記事はここ→【NLP講座①】神経言語プログラミングを学んでメンタリストになろう!
【NLP講座④】脳内プログラム再構築を促す「リフレーム」とは?
【NLP講座⑥】ニューロロジカルレベルを活かしたコーチング方法
【NLP講座⑦】ラポールとペーシングで相手への影響力を高める
【NLP講座⑧】相手の「優位感覚」に合わせたコミュニケーションをしょう!
NLPとは
NLPとは、
- N(Neuron)・・・五感
- L(Linguistic)・・・言語・ジェスチャー
- P(Programming)・・・プログラミング
の頭文字をくっつけた言葉で、日本語にすると「神経言語プログラミング」となります。
その歴史を簡単に紹介しますと、1970年代にアメリカで開発された心理学的な手法のことで、主に、
言葉が人間にどんな影響を与えるのか
についての一連の研究からスタートし、最終的に体系化された手法です。
NLPは、その文字通り、
五感と言語と脳に深い関係があり、五感と言葉が脳の認知パターンを作ったり起動させたりすると考えます。
また、それと同じく重要なこととして、NLPでは「無意識」の存在を重要視しており、
それをコントロールする方法も提供しています。
そんなNLPについて今月は深く掘り下げていくわけです。
以前公開したこちらのNLP解説動画を事前に見て頂けますと、知識の習得に役立ちますのでまだ見ていない方は是非。
NLP講座の流れ
それでは次に、具体的な流れについて、その大まかな方針を先に示しておきます。
まず、大きく分けて前半・後半に分け、
前半:NLP x 自己改善パート
後半:NLP x 対人コミュニケーションパート
と分けます。
前半の「NLP x 自己改善パート」にて、実際にNLPの知識を活用して自分自身を変化させていくことを実感していただきます。
その前半の過程で、いわば自分自身を実験台にしながら実践的にNLPの基礎的な理論を学んで行きます。
その上で、後半の「NLP x 対人コミュニケーションパート」にて、それまでに学んだNLPの知識を対人関係へと持ち込んでいくための具体的な方法論やアイデアをご紹介していきます。
その上で、
・人間の脳の仕組みについて体系的な知識が身についている
・その知識を自己改善や対人関係の改善に役立てる技術が身についている
の2つを講座終了時点での具体的な目標到達点にします。
自分のベストな状態をまずは把握しよう!
さて、それでは次に、
講座に入っていくに先立ちみなさんに取り組んで頂きたい事があります。
それは、
自分のベストな状態とは何か?
について明らかにしてみるということです。
なぜこの取り組みが大切なのかといいますと、それはNLPが知識として目指している事と関係があるからです。
NLPでは、
人が高い能力を発揮するのは、その人が良い状態にいるから
という考え方がその土台にあります。
能力が状態を決定するのではなく、状態が能力を決定するというわけです。
このことは、どんなに能力が高く優秀な人であっても、
人前で緊張したり、悩み事を抱えていたり、目の前の人を恐れていたり、はたまた体調が悪かったりすると、その本来の能力を発揮できないことからもお分かり頂けるかと思います。
もし、能力というものが不変(変化しない固定的なもの)であるなら、
緊張したり恐れたり悩んだりしていても変化するはずないですものね。
そして、
NLPでは、その知識体系を用いて自分自身を、そして対面する相手を「ベストな能力を発揮できるベストな状態へと持っていく」ことを目的にしているのです。
そのため、この講座を通じてNLPを実践的に学んで頂くためには、まず自分自身について、
「いったいどんな状態というのが自分にとってベストな状態なのか?」
という疑問と向き合って頂く必要があります。
その上で、そのベストな状態へと自分自身を、もしくは向かい合う相手を、
導いていくための方法論をNLPは教えてくれているのです。
自己ベスト状態の整理シート
ということで、毎度おなじみのオリジナルシートの配布です。
こちらのシートの目的は、
自分自身の「良い状態」とはどんな状態か?
そして、その「良い状態」とは一体どういう条件で成り立っているのかについて5W1H(いつ?どこ?誰と?何が?なぜ?どうやって?)の観点から情報を整理することです。
(※)「何が?」の箇所は、何が自分を良い状態にしているのか、いつ?やどこで?には含まれない事を書きます
もちろん、全てをみっちり埋める必要はありませんが、一度自分にとって「良い状態」とは何かについて情報を整理してみましょう。
まずは、このシートを使って自己分析を進めてみてください。
NLP自己分析シート
まとめ
おすすめの本はこちら
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