断捨離の効果

【断行・捨行・離行による効果】執着を手放すスキルを高められる!

  • 断行・捨行・離行による効果が分かる!!
  • 片付けることが如何に執着を捨てる事に繋がるかが分かる!
  • 今すぐに掃除・収納・片付けをしたくなる!

この記事ではヨガの技法である「断行・捨行・離行」を日々の片付けの習慣の中に取り入れることが、いかに執着を手放すという能力を高める事に繋がるのか、というお話をします。

執着を手放すには

みなさんこんにちは!ライフハックアニメーションです。

今日の記事では、ヨガの行法である「断行・捨行・離行」を実践し、

日々の生活の中から不要な物をどんどん取り除いていくことが、

いかに「悩み」や「怒り」や「悲しみ」といった執着から離れていくことに繋がっていくのかというお話をします。

今日の記事の内容を理解し、実践することで、

  • 自分にとっての不要・不適・不快なものを日々の生活の中から取り除き
  • 執着を愛着に変え
  • 自分本来でシンプル、そしてストレスフリーな生活

を送れるようになります。

是非最後までお楽しみください。

断行・捨行・離行とは

断捨離とは

断行・捨行・離行とは、ヨガの行法であり、

断行とは「入ってくるものを断つこと」
捨行とは「いらないものを捨てること」
離行とは「もの・ことへの囚われから離れること」

をそれぞれ意味しています。

ここでいう、入ってくるもの、いらないもの、
というのは、

物質的なものだけではなく思考や感情、人間関係、価値観といった目には見えないことも全て含んでいます。

そして、
この動画ではそうした「断行」「捨行」「離行」というヨーガの行法を、

「片付け」

という習慣の中に取り入れることで、

自分が囚われている「執着」から離れ、
自分らしく、ストレスフリーなシンプルライフを送れるようになるというお話をしていきます。

人間はなぜ執着を捨てられないのか

物を捨てられない理由

そもそもどうして人は物を捨てられないのでしょうか。

整理整頓がしっかりできていて、必要なものがどこにあるのかがすぐ分かり、
汚れていなく綺麗な部屋というのはとても居心地がいいですよね?

居心地がいいと分かっているのに、どうして人は物を捨て、居心地の良さを手に入れようと出来ないのでしょうか。

その理由を、ヨーガ的には、

  • 過去への執着
  • 現実からの逃避
  • 未来への不安

という3つの視点から解説をします。

一方で、心理学的には、人が捨てられない理由としては、

  • 捨てるか否かという選択を回避する心理
  • 物を失うことでの損失を回避する心理
  • 自分の持ち物への主観的な評価が高くなる心理

という要因が相互に影響して、「なかなか捨てられない」という状態になるとしています。

このように、ヨーガ的視点からも、心理学的視点からも、
捨てられないという理由は色々と考えることが可能ですが、

この動画では、それらの理由を端的に、

執着があるから

と結論づけようと思います。

執着があるから物を捨てられない

執着とは

つまり、何かしらの執着が自分の中にあるから、捨てられないのです。

ちなみに、

執着とは、「ある物・事に強く囚われてしまっていること」を意味しますが、
仏教ではこの執着を「我執」と「法執」の2つに分解します。

我執とは、自分の心身の中に、確かな実体があると考え囚われること、
法執とは、自分以外の物の中に、確かな実体があると考え囚われること、

をそれぞれ意味しています。

つまり、自分の中と、物の中に、確かな実体を捉え、それに囚われてしまうので、

「これは、「私」の「物」」という考えに囚われ、そこから離れることが出来なくなってしまっているわけです。

片付けによって執着を手放すスキルが高まる

さて、ここからが本題です。

このサイトでは、

これまでにも、悩みから解放される方法、雑念を取り除く方法、といった切り口で
複数のコンテンツを作成してきましたが、

どの内容であっても、重要なキーワードとして「執着」というものがありました。

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しかし、

自分の執着にこそ、諸悪の根源があるという所までは分かったけれども、
執着を手放す、という肝心な方法論までは踏み込めていませんでした。

そこでこの記事では、

執着を手放す方法論として、

理屈ではなくシンプルに、「執着を手放す」というのはスキルであるから、
単純に鍛えれば誰でも出来るようになる、

という考え方を提案します。

それでは一体どうすれば「執着を手放す」というスキルを鍛える事ができるのでしょうか。

物を捨てれば執着も手放せる

物を捨てれば執着も手放せる

それは

「物を捨てる」

という習慣によってです。

先ほど解説をしたように、

人が物を捨てられないのはなにかしらの「執着」に囚われているからです。

そのことは裏を返せば、
もし物を捨てることが出来たのなら、何かしらの「執着」に囚われなくなったという事です。

つまり、

物を捨てれば捨てるほど、それまでその物にくっついていた執着も捨てる、ということを多く経験するようになり、
執着を捨てる、という事がごく自然で別に特別な努力が必要なものではななくなっていきます。

  • 物を捨てる

という事と、

  • 承認欲を捨てる
  • 名誉欲を捨てる
  • 悩みを捨てる
  • 怒りを捨てる
  • 悲しみを捨てる

といったことは、

目に見えるか見えないかの違いだけで、本質的な事は同じです。

つまり、いずれも共通して何かしらの「執着」を捨てているわけです。

そのため、

私が言いたい事は、「どんどん物を捨てて身の回りを片付けていきましょう。」という事です。

物を捨てて、身の回りを綺麗にするというのは、

家の居心地が良くなる、といった単純なことを超え、

自分のメンタルを健全に保ち、
余計な雑念に惑わされず、
自分にとって本当に大切な本質部分を見つめることが出来るようになる

ということでもあるのです。

断行・捨行・離行によって執着を手放す方法

断捨離によって執着を手放せる効果

以上いかがでしたか?

この記事ではヨガの行法である

「断行・捨行・離行」

によって、

生活における不要・不適・不快な物を捨てていく事がシンプルに、

「執着を手放す」

というスキルを高め、

それまで自分が囚われていた執着から自在に解放されるようになるという考えを提案致しました。

執着から愛着へ

ちなみに、

物から、考えから、何から何まで捨ててしまったら何も残らないじゃないか、人生が味気なくなるだけじゃ無いか、
と思われてしまうかもしれません。

そこでワンポイントアドバイスとしては、「愛着」だけ残すことを心がけましょう。

執着と愛着の間にはっきりとした境目はないのですが、
一応の目安として「愛着」として残すのは各ジャンルにつき3つまでと決めるのも効果的です。

服にしても、食器にしても、本にしても、捨てても構わないなら捨ててしまいましょう。
そして、最終的には愛着の持てるものだけを残しましょう。

捨てるか捨てないかの判断基準

捨てるか捨てないかの判断基準

それでは最後に、この後に早速部屋の片付けをするにあたって、
捨てるか捨てないかの判断基準としておすすめのものを列挙しておしまいにします。

  1. それは今後の自分の人生と関係あるか
  2. 今後1年間の間に使う可能性はあるか
  3. 必要かという疑問に明確に「はい」と答えられるか
  4. 誰かがそれを買うと言ったら売るか
  5. それを買った日に戻ったとしてまた買うか

そして、最後にどうしても判断に迷ったら、

⑥死ぬときにあの世まで一緒に持っていきたいか

以上です。

今日の記事で紹介した「捨てる」という習慣を身につけられれば、
それは物を捨てるという目に見える範囲を超え、

思考面・感情面においても、あらゆる囚われを自在に捨てるスキルを、身につけることが出来るようになります。

当記事の内容についてもっと詳しくなりたい方にはこちらの書籍がおすすめです。

 

また、当記事の内容は動画でも解説をしていますので、復習も兼ねて是非そちらもご覧ください。

なにか一つでもご参考頂けましたら幸いです。

最後までご愛読ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう♪

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