新年の抱負の決め方

【目標の立て方】新年の抱負の正しい決め方を解説!サポートシート付き!

↑新年の抱負の決め方、目標の立て方に関しては動画でも解説をしています!↑

  • 新年の抱負の正しい決め方が分かる!
  • 目標設定の方法が分かる!
  • 失敗しない計画作りの方法が分かる!

この記事では、目標の立て方、目標設定の方法について、プロジェクトマネジメントの考え方を個人の計画作りの話に応用して解説をしています。

当記事を読むことで、失敗しない、挫折しない、成果を残せる正しい目標の立て方を学ぶことができます。

目標の立て方を分かりやすく解説!

新年の抱負の決め方

みなさんこんにちは!ライフハックアニメーションです!

いよいよ今年も終わりが近づいて来ましたね!

ところで皆さんは、来年の目標を考えてはいますか?
またその目標の実現に向けての計画を立ててはいますか?

来年になってから、目標と計画を考えるのではなく、
できれば年を越す前から考えはじめて、年越しと同時に1年の計画をスタートさせるのが好ましと言えます。

ただ、皆さんは目標や計画の正しい立て方というものをご存知でしょうか?

  • 計画の立て方というのをそもそも知らない
  • 計画を立てたところで後からどんどん崩れていく
  • 計画以前に自分の1年の目標が分からない

そのような問題を今までも幾度となく繰り返して来ているがゆえに、
もはや計画を立てることすらやめてしまっているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今日から複数の記事では、

「新年の目標と計画の立て方」として、

2020年という一年を、自分の人生を作る1つのプロジェクトに見立て、

そのマネジメントの方法を解説していきます。

この記事を見ることで、2020年という一年を、自分にとって満足のいく充実した一年へとしていくハウツーとそのイメージが湧いてくるでしょう。

是非最後までお楽しみください。

※)動画内で触れた6RVシートのダウンロードはこちらからできます↓

一年の目標の立て方

一年の計画作り

プロジェクト達成のための世界標準知識が体系化されたPMBOK(Project Management Body of Knowledge)によると、

プロジェクトに必要な要素は3つでそれは

  • 独自性があること
  • 期限があること
  • ゴールが指定されていること

であるとされています。

言い換えるならば、プロジェクトとはやったことのない独自な事を、何が起こるか分からないのに計画して、
予定通りのものを期限までに達成することであると言えます。

その意味で、2020年という一年は、人生で一度きりであり、また365日という期限があります。
あとはそこにゴールを設定してあげさえすれば、

それは、自分にとっての立派なプロジェクトであるといえるわけです。

計画がうまくいかない理由

実は、

非常に多くの人が新年に目標や計画を立てては、ものの1ヶ月もしないうちにそれに見向きもしないようになってしまうのは、

1年というのが、適当にそれとなく向き合ってうまくいくようなものではなく、
あたかも1つのプロジェクトかのように真剣に向き合わなければいけないようなものだからです。

であるならば、

プロジェクトマネジメントの手法を学び、
それを2020年という自分の個人的な話に応用させることで、

今までには無かったようなやり方で、

365日をマネジメントしていくことができるようになります。

今日の記事から始まる複数の記事ではその方法を解説していきます。

新年の抱負の決め方

目標の立て方

プロジェクトマネジメントの手法と同様に、来年の365日を1つのプロジェクトと見立て計画するならば、次の7つのステップが必要です。

  • ステップ①要求理解・・・来年1年を通じて自分は何を望んでいるのかを明らかにする
  • ステップ②プロジェクト定義・・・そのためには何をするのかを定義する
  • ステップ③成果物定義・・・結果としてどんな成果を出すのかを明らかにする
  • ステップ④マイルストーン定義・・・いつまでにどこまでするのかを明らかにする
  • ステップ⑤プロセス設計・・・それをどのように進めるのかを明らかにする
  • ステップ⑥スケジュール化・・・何をいつするのかを明らかにする
  • ステップ⑦タスク分解・・・どんな作業があるのかを明らかにする

細かい!

と思われたかもしれませんが、逆に言えば、
その細かさが今までなかったからこそ、計画はその目的を達成することなく崩れてしまっていたと言えるのです。

もっと具体的に言うならば、

それがいかなるものであろうとも、計画がうまくいかないのは、

成果物とプロセスの関係が明らかになっていないからだと言えます。

つまり、一体なにを成果として生み出そうとしているのか、
そしてそれが全体的なプロセスの中でどのように位置付けられているのかが明らかになっていなかったというわけです。

目的を決めることが最重要!

しかしそもそもの話として、成果として何を生み出さなければならないのかというのは、
そのプロジェクトの目的が決めることです。

目的がわからなければ、一体何を成果として生み出せばよいのかが分かりません。

一方で、目的さえ見えれば、その目的を満たすために一体どんな成果が必要になるのかは自然と導き出されていきます。

ただ、一年の計画というように話を絞る時、
私たちはついつい手当たり次第に目標やすることを箇条書きにし、

自分の1年の目的というものを、意識的に考えるということをしません。

そこにこそ、

計画が計画として機能せず、1ヶ月と持たずに計画倒れしてしまう原因があると言えます。

そのため、

2020年という人生で一度きりの一大プロジェクトを遂行するためにも、
まず初めに必要なのはその目的を考えることです。

目的を考える方法

目標設定

プロジェクトの目的を考えるためには、6Rというツールを使うのがとても効果的です。

これは、実際のプロジェクトマネジメントの舞台でも活用されており、先ほど列挙したステップのうち、

  • ステップ①要求理解
  • ステップ②プロジェクト定義
  • ステップ③成果物定義

を明らかにするために使われます。

この6Rを自分のケースに当てはめるならば、次の6つのことについて明らかにします

  • 状況(Real Situation)・・・今の自分には何が起きているのか?
  • 問題意識(Recognition)・・・その状況を自分はどのように捉えているか?
  • 要求(Requirement)・・・その問題を自分はどのように解決していくことを望んでいるのか?
  • 意図(Reason)・・・なぜそのように解決したいのか?
  • 範囲(Range of Work)・・・1年で何をどこまですればいいと思うか?
  • 成果(Result)・・・どんな成果を望んでいるのか

英語で表すと頭文字が全部Rから始まるので、6Rと呼ばれます。

そして、一年の計画作りという個人的な話であることも加味し、

この記事ではさらに

価値観(Value)・・・自分が人生で大切にしたいことは何か?

という要素も追加し、6RVツールとして今後の記事で取り上げていきます。

この7つの要素を、自分のケースに当てはめじっくり考えることで、

2020年という一年を計画していくための下準備ができます。

先ほども述べた通り、計画を作り、そしてそれを計画通り実行していくためにも、
そもそもの話として計画自体の目的が必要不可欠です。

つまり、2020年という一年の計画を立てるためには、
2020年という一年の目的、そしてそれを計画に落とし込んでいく必要があります。

そのため、

次回の記事までにこちらの6RVの7つの要素について、
自分なりに考えてみてください。

ちなみに、それら7つの要素について自分で思考を整理しやすくするためのツールを用意しましたので、
是非ご活用ください。

目標設定の方法まとめ

目的を決める方法

以上いかがでしたか?

今日の記事では、新年の計画を作っていくために、
それに先立ちそもそもの話として、1年の目的について大雑把に考えて終わらすのではなく、

しっかり考えて自分の中で明確にしておくことの大切さを説明しました。

次回の記事では、今度はその目的を達成するための、

実現可能・継続可能な計画の立て方を解説していきます。

それでは最後に6RVシートについて改めて解説をしておしまいにします。

まず、自分の価値観というものを書いてみましょう。
価値観とは、自分が人生を通じて大切にしていきたいこと、これだけは譲れないといった根本的な考えのことです。

すぐには思いつかないかもしれませんが、
あとで修正することもできますので、パッと思いついたものを書いてみましょう。

次に、

現時点における自分の状況を、なるべく客観的に書きましょう。
生活面、金銭面、精神面、健康面など、自分がいま一体どんな状況にいるのかを、
他人目線で書いてみましょう。

そして次に、

そうした状況を前にして感じた問題意識を書いてみましょう。
足りないこと、改善した方が良いことなど、
こうなったらもっといいのにと思うことを書いていきましょう。

そして次に、

そうした問題を一体どのように解決していくことを自分は望んでいるのかを書いてみましょう。

そして次に、
なぜそのように解決したいと思ったのか、その理由を書きましょう。
生活上の理由からなのか、仕事上の理由からなのか、自分の考えを書いていきましょう。

そして次に、
1年という期間を念頭に、何をどこまですればいいと思うかを書いてみましょう。
ここはなるべく現実的にどこまで、何ができそうかを書いてみましょう。

そして最後に、
1年を通じて自分は一体どのような成果を望んでいるのかを書いてみましょう。
この最後の部分は他とくらべて抽象度は高めです。最初に書いた自分の価値観と一致していることを、確認しましょう。

以上7つの要素についてしっかりじっくり考え、また時折見返すことが、
これから計画を立て、そして実行していく上にあたって非常に大きな差となって出て来ます。

この記事の内容が何か一つでもあなたのお役にたてておりましたら幸いです。

P.S.
当記事の内容はYoutube動画でも解説をしていますので合わせてご視聴頂けますとより効率的に理解を深めることができます。

  • 計画作りに不可欠な7つのステッ
    • ①要求理解・・・来年1年を通じて自分は何を望んでいるのかを明らかにするステップ
    • ②プロジェクト定義・・・そのためには何をするのかを定義するステップ
    • ③成果物定義・・・結果としてどんな成果を出すのかを明らかにするステップ
    • ④マイルストーン定義・・・いつまでにどこまでするのかを明らかにするステップ
    • ⑤プロセス設計・・・それをどのように進めるのかを明らかにするステップ
    • ⑥スケジュール化・・・何をいつするのかを明らかにするステップ
    • ⑦タスク分解・・・どんな作業があるのかを明らかにする
  • 1年の目的を決めることが最優先
    • 目的を決めないことには、どのような成果を残せば良いのかが分からないから
    • そのためには6RVという7つの要素について考えると良い
  • 6RV
    • 状況(Real Situation)・・・今の自分には何が起きているのか?
    • 問題意識(Recognition)・・・その状況を自分はどのように捉えているか?
    • 要求(Requirement)・・・その問題を自分はどのように解決していくことを望んでいるのか?
    • 意図(Reason)・・・なぜそのように解決したいのか?
    • 範囲(Range of Work)・・・1年で何をどこまですればいいと思うか?
    • 成果(Result)・・・どんな成果を望んでいるのか
    • 価値観(Value)・・・自分が人生で大切にしたいことは何か?

参考書籍:
芝本 秀徳(2017)誰も教えてくれない 計画するスキル 日経BP
メンタリストDaiGo(2018) 倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ! 河出書房新社
三谷 淳(2019)最高の結果を出す 目標達成の全技術 日本実業出版社

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