この記事では悩みの発生メカニズムを解説し、どうすれば悩まない思考の習慣を持てるかについて解説しています。
- 人間の認知のプロセスが分かる!
- 悩みの原因が分かる!
- 固定観念を変える方法が分かる!
皆さんは何か「悩み」をお持ちですか?
もしお持ちであるならば、その「悩み」さえ無ければどんなにいいことか!
といつも思われているかも知れません。
そして、なかなかその「悩み」からは解放されず、
そのせいで前向きになれず、ストレスを抱えてしまっているという人も多いのではないでしょうか。
しかし、コツさえ掴めば、一瞬で悩みを無くす事ができます。
実は、この「悩み」という感情が生まれてくる仕組みを知るだけで、
いとも簡単にその問題は解決する事ができるのです。
そこで、ここでは、タイトルにもあるように、悩みから解放される方法について、
解説をしていきます。
また、この記事と同様の内容は以下の動画にてアニメーション動画で解説をしていますので、是非そちらもご覧ください。
それでは早速行きましょう♪
どんな悩みにもある「理想とのギャップ」
ここで一度、今まで自分が悩んだ時のことを少し思い出してみて下さい。
どのような時が思い浮かびましたか?
ある人は、自分の見た目について考えたときに悩みの感情が生まれるかもしれません。
ある人は、対人関係について考えた時に悩みの感情が生まれたかも知れません。
またある人は、自分の人生について考えた時に悩みの感情が生まれてきたのでは無いでしょうか。
その他にも悩みが生まれてくる瞬間というのは多くありますよね。
しかし、実はこの「悩み」の原因を探っていくと、ある共通点を発見することが出来るのです。
それは、
どんな悩みにであっても背景には、「理想とのギャップ」があるということです。
例えば、先ほど紹介した悩む時の例について、心の声を聞いてみるとこのような声が聞こえてきませんか?
本当はもっと美人だったらいいのに、、、
本当はあの人とお付き合いできればいいのに、、、
本当はもっと人生が素晴らしかったら良かったのに、、、
「本当は〇〇だったらいいのに。」この部分が理想とのギャップをそのまま言い表してしますよね。
ここでは、ほんの少しの例だけを取り上げてみましたが、過去にあなたが悩んだ時の事を思い出してみると、
やはりそこには理想の自分と現実の自分を比べていた瞬間がありませんか?
そう、人が悩む時には必ず頭の中に今の自分と比較した時の「理想の自分」の姿があります。
結論から述べますと、実はこの、現実と理想のギャップこそが「悩み」というあの不快な感情を生み出しているのです。
悩みの原因には固定観念がある
「悩み」というのは、人間の感情的な現象です。
そのため、そもそも感情が発生する仕組みを知ると、悩みの発生理由も簡単に理解できます。
その仕組みを簡単に図式化すると、このようになります。
ある出来事「A」に、その人が持つ考え「B」が入ることで、感情という結果「C」が発生する。
という事です。
そして、悩みの発生の仕組みもこれと同じです。
例えばくせ毛に悩む女の子がいるとしましょう。
この場合、鏡をみるという出来事(A)に、髪はストレートの方が可愛いという考え(B)が入ることで、私はくせ毛だから可愛く無い、と
いう悩みの感情(C)が発生しています。
このように、悩みの仕組みは、AxB=Cという図式で言い表すことができます。
そのため、同じ出来事Aに対して、異なる考えBが介入すると、そこから出てくる感情Cも異なったものとなるのです。
それでは一体どのような考えBが、「悩み」という感情Cを生み出してしまうのでしょうか。
その答えは「固定観念」にあります。
固定観念とは
固定観念とは、「ねばならない」「でなければならない」「絶対にこうあるべきだ」という言葉で言い表されるものです。
「人は見た目が良くなくてはいけない。」
「対人関係は絶対にこうあるべきだ。」
「幸せになるためにはお金が絶対に必要だ。」
例えばこのような思考をもっているとするならば、
それは紛れもなく固定観念を持っているという事です。
そして、この「でなくてはいけない。」という固定観念があると、
自分の考えに当てはまらない現実を目の前にした時に、ギャップを感じてしまいます。
このことが理想と現実のギャップを感じさせ、そのギャップが「悩み」というマイナスの感情を生み出してしまっているのです。
つまり、固定観念こそが、悩みを生み出す根本的な原因であったのです。
固定観念を変えれば悩まなくなる
理想とのギャップを感じさせてしまうような固定観念をそもそも捨てるか変えるかしてしまえば、もう悩みからは解放されます。
何かに悩んでいる自分に気づいたら、
「あ、今自分は悩んでいるぞ。一体自分はどんな『〇〇じゃなくてはいけない。』という固定観念を持っているのだろうか。」
と、少しの間考えてみて下さい。
そして、次のように自分に聞いてみて下さい。
「世の中もっと広い視野で見回してみれば、必ずしも『〇〇でなくてはならない。』なんて事は本当はないんじゃ無い?」
と。
そうすれば、きっとすぐに『絶対に〇〇でなくてはならない。』という頑固な自分と「さよなら」が出来るはずです。
もし、それでも悩みから解放されないようでしたら、かなり強引な方法になりますが、このように考えてみるのもオススメです。
「人間は誰しもが不完全な生き物である。」
と。
非常に強力な方法ですので、どうしても悩みから解放されない場合のみ採用したら良いでしょう。
自分の固定観念に気づき書き換えることができるようなれば、もうどんな場面に出くわしたとしても、悩むということはなくなるでしょう。
悩みの発生理由を知りストレスフリーな毎日を!
悩みが生まれるのは、理想の自分とのギャップを感じる瞬間です。
そして、そんなギャップを感じてしまうのは「○○でなくてはならない。」という固定観念があるからです。
そのため、もし今後何かについて悩んでしまってどうしても立ち直れない時には、
「一体自分はどんな固定観念に囚われているのだろうか。」
と自問自答して、
悩みの原因となっている固定観念を打ち消してしまいましょう。
悩むことは時には大切です。
悩むことをバネに大きく成長することもできます。
しかし、
どんな人でもあっても時には悩むことから抜け出せず、他人から見たら些細なことであってもずっと考え込んでしまい、
ネガティブになってマイナス思考に陥ってしまう場合も多々あります。。
もしそうなってしまった時は、今日お話した内容を是非思い出して下さい。
そして、悩むのではなく、自分のことをありのままに受け止めて、その上で前向きになれれば自然とポジティブで楽しい生活を送れるようになりますよ。
また、この記事の内容は、こちらの動画にて詳しくアニメーション動画にて解説もしていますので、是非ご覧ください。