【AGEと老化】糖化が肌や髪を老化させる仕組み(対策法やサプリについて)

この記事のポイント
  • AGEとは何か、糖化とは何かが分かる!
  • 老化の原因が身近な食生活にあることが分かる!
  • どうすればAGEを溜めないで肌や髪を健康に保てるかが分かる!

この記事では、老化物質として注目を集めているAGE(Advanced Glycation End Products)について解説をし、その原因としてのタンパク質の糖化現象、そしてその理由と対策について解説をしています。

老化の原因!AGEとは??

アンチエイジング斗糖化・AGE

みなさんこんにちは!

当チャンネルでは、これまでも「アンチエイジング」についての記事を公開してきましたが、

今日の記事では、老化の原因として今注目を集めている

「AGE」という老化物質に焦点を当て、

いったいそれが何なのか、またどのような対策をしていけばよいのか、
というお話をしていきます。

今日の記事を読む事で、

普段の食生活の中から、自らの手で老化を押し進めてしまっている要因を減らし、
自分の健康力を高めることができるでしょう。

是非最後までお楽しみください。

AGEと糖化について

AGEと糖化とは

AGEとは、タンパク質が糖化してできた物質であり、老化の原因物質として注目されています。

糖化とは、タンパク質と糖質が一緒に加熱される事によって、タンパク質に糖が結びつくことをいいます。

イメージとしては、

小麦粉、砂糖といった糖質と、卵、牛乳といったタンパク質とが一緒に加熱して作られるホットケーキや、トンカツなどの揚げ物のように、

こんがり茶色に焦げた状態というのが糖化された状態です。

そして、

この糖化によって人間の体内で作られる産物が「AGE」と呼ばれる物質であり、
これが、

肌のシワ、シミ、であったり髪のコシをなくす原因となっています。

また、そうした見た目部分の老化以外にも、

血管の老化による動脈硬化や、白内障、認知症の原因の1つとしても考えられています。

糖化とは、ホットケーキやトンカツのようにこんがりと焦げた状態になることですが、
まさに肉体が糖化していくとは、肉体がどんどん焦げていっているとイメージすると良いでしょう。

そしてその「焦げ」をもたらすのがAGEという老化物質なわけです。

酸化と糖化の関係について

酸化と糖化の違い

一般的に、老化というと活性酸素による肉体の「酸化」を思い浮かべる方も多いかと思います。

タバコ、紫外線、農薬、食品添加物が体に良くないというのは、それらが体内で、
活性酸素というものを生み出し、体が酸化する、すなわち錆びつく原因となるからです。

しかし、

人間にはその長い進化の過程の中で、そうした酸化から身を守る、抗酸化システムというものを、
発達させてきています。

ただ、その抗酸化システムを担う主役である酵素はタンパク質でできており、
そのタンパク質が糖化によってAGEになってしまうことで、その本来の役割を発揮できなくなってしまうわけです。

肌の細胞も、髪の細胞も筋肉、血管の細胞も全てタンパク質でできていますが、
それらが糖化してAGEになってしまうことで、どんどん細胞が錆び、そして焦げついていってしまうのです。

AGEが体内に溜まる理由

AGEの原因

それでは一体どのような時、AGEが体内に溜まるというのでしょうか。

それは大きくわけて2つのパターンがあります。

  1. AGEが豊富に含まれている食品を食べる時
  2. 血糖値を高めるような食品を食べる時

AGEが豊富に含まれる食品

AGEが豊富に含まれている食品としては、
まさに先ほど例としても取り上げたようなホットケーキであったり、トンカツなどの揚げ物があります。

つまり、こんがりと香ばしそうな茶色に焦げている食べ物、それがAGEが豊富に含まれている食品です。

AGEとは、タンパク質と糖質とが加熱によって結びつくことによってできる老化物質ですので、

まさにタンパク質と糖質とを一緒に加熱調理した食品にはAGEが豊富に含まれています。

そして、食品から摂取したAGEのうち7%が肉体に取り込まれるとされており、
微々たる量のAGEだとしても毎日毎日とっているとどんどん体にAGEが蓄積していってしまうわけです。

AGEが豊富に含まれている食品としては、揚げ物が代表例です。
そのほかにも食品を炒めることもAGEが生まれる原因となります。

血糖値を高める食品とAGE

AGEと血糖値の関係

そして、

血糖値を高めるような食品も体内でAGEを生み出す原因となります。

血糖値とは血液中にどれくらい糖があるのかを示す数値ですが、
血糖値が高いと血液に乗って身体中に糖が運ばれ、そこで体温によって加熱されることでタンパク質と結びつきAGEとなります。

さらに悪いことに、一旦AGEとなってしまったタンパク質は
周囲のタンパク質までAGE化させながら居座ってしまいます。

血糖値を高くしてしまう悪影響としては、食後の眠気やだるさといった身近なことから、
糖尿病の原因といった深刻なことまでありますが、

タンパク質のAGE化といった老化の原因にもなっていたのです。

以上の説明からもお分かり頂ける様に、

ハンバーガーやフライドポテトといったファーストフードを、甘いジュースと一緒に早食いし、
そして小腹が空いたらお菓子やケーキを食べるというのは、

肥満の原因になることはもちろんのこと、
体内に急速にAGEを貯めることに繋がり、老化を自らの手でどんどん進めてしまうことになっているわけです。

AGE(糖化)への対策とは?

残念なことに、私たちはAGEの蓄積を完全に無くすということはできません。

しかし、うまく対策をすることで、AGEの蓄積のペースを遅くすることができます。

そのための方法を次に紹介します。

対策① AGEが含まれているものを極力避ける

AGEと食品

先ほど述べたとおり、食品に含まれるAGEの7%は体内に残ってしまいます。そのため、アンチエイジングという観点からはなるべくAGEが豊富に含まれる食品は避けた方が良いわけです。

AGEが豊富に含まれている食品の見分け方は簡単です。

それは、加熱処理された食品で、こんがり茶色に焦げている食べ物です。

揚げ物などはその代表例です。

そのほかにも、タンパク質と糖質とを一緒に焼いたり、炒めた食品にもAGEは比較的多めに含まれています。

ただし、なにも極端に避けなくてはいけないわけではなく、
毎日揚げ物、毎日炒め物といった偏った献立にならないように注意する程度でも十分な効果があるでしょう。

対策② AGEが生まれないような調理方法をする

AGEと調理方法

同じ食材でも、その調理過程でどの程度AGEが生み出されるかが変わってきます。

調理方法として、AGEが生み出されにくい順番に並べますと、それは

生→蒸す・茹でる→煮る→炒める→焼く→揚げる

という順番になります。

つまり、アンチエイジングという観点からは、

できるだけ食材は生のまま食べることが好ましく、

肉や魚料理など生では食べられない時でも、

焼いたり、揚げたりするのではなく、蒸す・茹でるという方法が好ましいのです。

対策③ 血糖値が高くなりづらい献立にする

体内での糖化

一つ目と二つ目の対策は、AGEを外から体の中になるべく入れないようにするという対策でしたが、

AGEは体内でも作り出されてしまいます。

それは、体温によって、血液中の糖が肉体のタンパク質と結びついてAGEとなってしまうケースです。

通常では、AGEにはなりにくいわけですが、
ラーメン、ビール、チャーハン、アイス、ケーキといった血糖値を急激に高めてしまうような食事を、

どか食いすると、血中の糖の濃度が非常に高くなり、全身でAGEが生み出される原因となります。

そうならないためには、血糖値を上げにくい食事をすることが重要です。

そのためにできることは、

  1. 炭水化物だらけの食事にしない
  2. 炭水化物は低GIの食品にする
  3. 食事では野菜など食物繊維を先に食べる
  4. どか食いせずゆっくりよく噛んで食べる

低GIとは、血糖値をあげにくい食品のことです。代表例としては玄米や蕎麦などがあります。

ちなみに、

糖質についてはこちらの動画にてもっと詳しく解説をしております。
血糖値を高くしずらくする方法などについてもっと知りたい方は是非こちらもご参考ください。

AGEが原因の老化対策まとめ

AGE対策

以上いかがでしたか?

今日の記事では、

アンチエイジングのハウツー記事として「AGE」という老化物質について紹介をしてきました。

体内にAGEが蓄積されるに至った理由としては、
ここ数十年での食生活の急激な変化があります。

つまり、

私たち人間の肉体は、まだAGEという老化物質に対する免疫機能をもつには至っておらず、
ある意味で無防備な状態でこの老化物質に肉体がさらされている状態なのです。

そのため、

人間の自然治癒能力に頼ってばかりではダメで、
意識的にAGEから自分の体を守ってあげないといけないわけです。

そのための方法をこの記事では紹介してきました。

また、アンチエイジングについてはこちらの記事でも詳しく解説をしておりますので、

美容や健康にご興味のある方は是非こちらも一緒にご覧ください。

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それでは最後に記事の内容をまとめてお終いにします。

糖化するタンパク質がAGEになる

AGEとは、タンパク質と糖とが加熱によって結びついた物質で、肉体の老化物質として今注目されています。

このAGEは、私たちの細胞のタンパク質を焦がし、その本来の機能を正常に発揮できなくしてしまいます。

AGEが体内に溜まることによってもたらされる悪影響としては、

肌のシワやシミ、髪の毛のコシが無くなるといった見た目での老化だけではなく、
血管の老化による動脈硬化や、そのほかにも白内障、認知症の原因になっているとも言われています。

糖化の原因と対策

そんなAGEが体内に溜まってしまう理由としては、

  1. AGEが豊富に含まれている食品を食べること
  2. 高い血糖値が原因で体内でAGE生み出される事

の2つがあります。

つまり、体の外から取り込まれるケースと、体の中で作り出されるケースの2つがあるわけです。

そして、そのような、AGEが生み出されてしまうケースへの対処として、
三つの対策を紹介しました。

それは、

  1. AGEが豊富な食品を極力避ける
  2. AGEが生まれないような調理方法をする
  3. 血糖値が高くなりづらい献立にする

の3つです。

AGEが豊富に含まれているかどうかは、食事の色合いを見ればすぐわかります。

ホットケーキや、揚げ物のように、タンパク質と糖質とがこんがり焼かれて茶色になっている時、
それはAGEが豊富に含まれている証拠です。

また、炭水化物ばかりの献立や、お菓子や甘いジュースの過剰摂取によって、
血糖値をかなり高い状態にしてしまうことも避けなくてはいけません。

血液に乗った糖が、全身の細胞のタンパク質と体温によって結びついてAGE化してしまうので、
老化の原因となってしまいます。

当チャンネルでは、メンタル面の健康にアプローチする動画が多くなっておりますが、
心と体とは密接に連動しており、

健康な体を作っていくことは、そのまま健康な心を養っていくことにつながります。

体の健康への知識も是非一緒に身につけていきましょう。

この記事の内容が何か一つでもあなたのお役にたてておりましたら幸いです。

最後までご視聴ありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう。

 

P.S.
当記事の内容はYoutube動画でも解説をしておりますので合わせてご視聴頂くことで理解を深めることができます。

記事の要点メモ
  • AGEとは(Advanced Glycation End Products)
    • タンパク質と糖質とが加熱されることによって産出される老化物質(糖化という)
    • 体内のタンパク質が茶色に焦げ付きその本来の機能を発揮しなくなるイメージ
  • AGEの悪影響
    • 肌のシワ、シミの原因
    • 髪の毛のコシが失われる
    • 血管、骨、脳など全身の細胞が焦げ付き老化する
  • AGEが体内に溜まる原因
    • AGEが豊富に含まれている食品を食べる時
    • 血糖値を高めるような食品を食べる時
  • AGE対策
    • AGEが含まれているものを避ける
      • タンパク質と糖が加熱調理され茶色に焦げている食べ物
    • AGEが生まれにくい調理
      • 生→蒸す・茹でる→煮る→炒める→焼く→揚げる
    • 血糖値が高くなりづらい献立、食べ方
      • 炭水化物だらけの食事にしない
      • 炭水化物は低GIの食品にする
    • 食事では野菜など食物繊維を先に食べる
    • どか食いせずゆっくりよく噛んで食べる

参考文献:
米井 嘉一(2019)最新医学が教える 最強のアンチエイジング 日本実業出版社
タカコ ナカムラ, 山岸昌一(2015) 老化物質AGEためないレシピ ──ウェルエイジングのすすめ パンローリング株式会社
山岸 昌一(2012)老けたくなければファーストフードを食べるな 老化物質AGEの正体 PHP研究所

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