【タイムマネジメント入門】時間が足りないを解決する時間術とは?

この記事のポイント
  1. 「時間が足りない」とはどういう状態かを客観的に分析できるようになる!
  2. 問題を解決するための現実的な案を出す事が出来るようになる!
  3. 時間に追われるという最悪な気分から解放される!

この記事では、「時間が足りない」という問題を抱えている方を対象に、タイムマネジメントの入門的な考え方をご紹介していきます。この記事を読む事で、時間が足りない、ということを図式で捉えることが出来るようになり、一体どのような施策がもっとも効果的であるのかを自分で考える力を身につける事が出来ます。

タイムマネジメント入門

みなさんこんにちは!ライフハックアニメーションです!

今、この記事を見られているという事は、
まさに、

「時間が足りない。」

という問題に悩まされているのではないでしょうか。

むしろ、時間が余っているという人の方が珍しいほどに、
時間が足りないと多くの人が感じていることは今の日本の社会問題とも言えます。

そして時間が足りない結果、どうなってしまっているのかというと、

「時間が足りない」という事についてじっくり考える時間すら無いという状況です。

そこで、今日の記事では、この時間が足りない、という問題に切り込んでいきます。

時間が足りない事について、
あまり考えられていないという人も、

この際一緒にこの問題について考えて見ましょう。

この記事を読み終わる頃には、

時間が足りない、という漠然とした今の自分の状況を客観的に見る目を持て、

一体どうすれば良いのかということを現実的に考えられるようになります。

是非最後までお楽しみ下さい。

時間が足りない、の正体とは

時間が足りないの正体

時間が足りない

というのはつまりどういう状態の事を言っているのでしょうか。

それはつまり、

期待する成果を持ち時間内に得られていない

という事です。

それでは、
成果とは一体どのように生み出されるものなのでしょうか。

それを簡単な図式で表すと、

成果というのは、

行動を、どれくらいするか

で決まります。

人によっては、行動を、どれくらい行い、どう評価されたか、まで含まれますが、

この時間が足りない、の正体とはでは、話をシンプルにするために、

行動を、どれくらいするか、

という図式でとらえます。

行動はどのように決まるのか

そしてこの、行動、の部分は更に細かく分解が出来、

それは、

何を、どのように、どのような心持ちで

という事です。

つまり、

成果というのは、

何を、どのように、どのような心持ちで、どのくらいやったか、

によって生まれるものであると言えます。

時間を足りなくさせている理由は何か

時間を足りなくさせている理由は3つ

先ほどの図式をもう一度見てみましょう。

この動画では、便宜上、これらの要素をそれぞれ

Resultが、ActionとTimeの掛け算によって、

そしてActionは、WhatとHowとMindによって決まると表記していきます。

さて、その上で、

この図式と、時間、すなわちTimeが足りないという事実を前提にすると、

期待する成果Resultを得られていない理由は、

What(何を)、How(どのように)、Mind(どのような心持ちで)

のいずれかに原因があることがわかります。

なぜならば、時間は有限で増やすわけには行かないので、これらの要素を改善するしかないわけです。

それでは、一体どのように改善していけば良いのでしょうか。

一つずつ解説をしていきます。

「時間が無い」を解決する方法

①WHAT(する事)を改善する

選択と集中

そもそも何をするかを決めるのはとても重要です。
なぜならば、WHATを決めることで、HOWとMINDのおおよそが決まってしまうからです。

さらに、

もしこの段階をすっ飛ばしていると、
時間がどれくらい足りないのかも、どうすればいいのかも全く分からず、

「とにかく時間が足りない」

という漠然とした感覚に追われ続けます。

それでは、一体どのように、WHATを決めればいいのでしょうか。

選択と集中が重要

パレートの法則

その方法を端的に言うならば、

全体の80%の影響力を持つ、20%の事を見極め、
その20%の事をする事に決め、残りの80%の事は断念するか、人に任すかします。

「する事を決める」

というのは、
暗にしない事を決めていることも意味しています。

逆にいえば、しない事を決めない限り、する事は決められません。

そのため、そもそもあれもこれも全部するという発想を変えなくてはいけません。

その上で、全体の80%の影響力を持つ、20%の事を見極めるためには、

自分にこのように質問してみましょう。

「それは、絶対にしなくてはいけないか、と聞かれた時、明確にYESと言えるか?」

と。

もし、ちょっとでも躊躇したならば、
その事は別にしなくても、大きな影響にはならないはずです。

もし、明確にYESと言えないにも関わらず捨てられないとするならば、

完璧主義は、結果的には完璧から遠ざかるという事を思い出しましょう。

②HOW(方法)を改善する

何をするかを決めたのなら、
それを「どのようにするか」についてもしっかり考えましょう。

当たり前と言ってしまえば当たり前ですが、

全く同じ事でも、やり方が違うだけでその出来栄えもスピードも全然変わってきます。

ここで大事なポイントは、

効率と質のトレードオフ見極める

ということです。

やり方にこだわればもちろん、質は高まることでしょう。

しかし、質を高めようとするがあまり効率が下がり、

結果的にその他にしなくてはいけないことの質が大幅に下がってしまっては本末転倒です。

合格ラインを決める

合格ラインを決める

まずファーストステップとして、すると決めた事、つまりWHATの質の合格ラインを決めましょう。間違えても100点を目指してはいけません。

100点を目指すというのは、
そもそも100点などというものはこの世に存在しないという意味で、
非効率そのものの発想です。

むしろ、「60点くらいがちょうどいい」くらいに思うのが一番おススメです。
なぜならば、60点より高い点数をとることは、基本的にコストパフォーマンスが低いからです。

語弊の無いように補足説明をしておきますと、
なにも手を抜きましょう、と言っているわけではありません。

話の趣旨としては、90点に到達するのにかかる時間と、60点を3回とる時間とが同じならば、
60点を三回とった方が総合的な仕事の質が上がっているという事です。

効率を高めるには

効率を高める方法

さて、その事を念頭に置いた上で、今度は「効率」を高めることを考えてみましょう。

効率を高める最もインパクトの大きい事は、

「どの順番で、何をすればよいか」

をいちいち考えないで済むように、
事前に決めてしまうという事です。

思い当たる事が多々あるかと思うのですが、

「この後何をするんだっけ」や「これとあれどっちを先にしようか」

と考えている時間というのは想像以上にかなり効率を下げています。

よくあるケースとしては、

そのように考えている間にやる気を無くしたり、眠くなったりして、
途中で辞めてしまうということです。

「どのようにするか」

を決めるにあたって重要なことは、

まず、コストパフォーマンスを最大化する目標ラインというのを見極めること。
その上でどの順番で何をしていくかを、事前に決めるという事に尽きます。

1つのまとまったWHATが完了するまでは一切その方法や順番について考えなくても良いようにしましょう。

③MINDを改善する(脳と心の最適化)

そして最後が、

脳と心を最適化するという事です。

そのためには大きく分けて2つのアプローチが考えられます。

それは、

  1. 脳と心のパフォーマンスを高める要因を増やす
  2. 脳と心のパフォーマンスを下げる要因を減らす

という事の2つのアプローチです。

脳と心のパフォーマンスを高める要因を増やす

フロー状態に入る

まず、脳と心のパフォーマンスを高めるというのは、すなわち、

やる気と集中力を高める

という事です。

やる気や集中力を高める上で大切なのは、その入りの部分です。

皆さんにも思い当たる節があると思うのですが、

一度やる気が出てきて、集中モードに入りさえすれば、
それを維持するのはそれほど難しくありません。

このある特定のことに気持ちよくのめり込んでいる状態のことをフロー状態というのですが、
フロー状態にすぐ入れるようにすることが肝心です。

やる気の高め方や、集中力の高め方については、
こちらの記事で解説をしておりますので、是非合わせてご覧ください。

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脳と心のパフォーマンスを下げる要因を減らす

脳疲労を軽減する

次に、

脳と心のパフォーマンスを下げる要因を減らす

という観点からは、端的には

「脳疲労」を最小化

しましょう。

どんなに切羽詰まっている仕事であっても、どんなにやりたい事であっても、
脳疲労だけには敵いません。

早い話、脳が疲れていては、話が始まらないというわけです。

それにも関わらず、私たちは極めて日常的な習慣として、
自分の脳を、まさしく無駄に疲労させまくっています。

例えば、

  • 数分おきにスマホをチェックしたり、すぐしてしまうネットサーフィン
  • 何かにイライラしたり不安な思いを巡らす事

さらには、

散らかった部屋や机の上というのは、
それを見るだけで脳はあれこれと別のことを自動的に連想し始めるので勝手に疲れてしまいます。

他にも、不規則な生活や睡眠不足も、脳に十分な回復時間を与えないという意味で、
脳疲労を助長しています。

「時間に追われる」という最悪な気分から一刻も早く解放されるためにも、
無駄な脳疲労は徹底的に取り除きましょう。

時間が足りないは解決出来る!

時間が足りないを解決する方法

以上いかがでしたか?

この記事では、

「時間が足りない」とはすなわちどういう事なのか、

そして、一体どうすれば良いのかというお話をしてきました。

端的にまとめるならば、

時間が足りないとは、
期待通りの成果を、持ち時間の中で得られていないという事です。

そして、そもそも成果というのは、

何を、どのように、どのような心持ちで、どれくらいしたか、

という4つの要素で決まってくるとは既に解説した通りです。

そのため、時間を今よりも増やす事が出来ない以上、
私たちに出来ることは限られており、

それは、

  • 何をするかを改善する
  • どのようにするかを改善する
  • 自分の心持ちを改善する

の3つだけです。

また、この記事の内容と関連して、

WHATを改善するという観点からはこちらの記事が、

パレートの法則とは(80対20の法則)
【パレートの法則】80対20の法則の具体例と仕事への役立てパレートの法則(80対20の法則)とは一体なにかについて、具体例も交えながら解説をし、仕事や人生において、この法則をいかに実践的に役に立てていくかについて解説をしています。...

MINDを改善するという観点からはこちらの記事が、おすすめです。

デフォルト・モード・ネットワークと脳疲労
【デフォルト・モード・ネットワーク】脳疲労の原因の80%を改善すれば疲れは回復する!デフォルト・モード・ネットワークとは一体なにかを解説。また、脳疲労の主な原因の正体を明らかにし、脳の疲れを回復し疲れづらくするための実践方法としてマインドフルネス瞑想のやり方を解説しています。...

何か1つでもお役に立てておりました幸いです。

また、有限の時間とうまく付き合うという観点からは、
こちらの本がおすすめです。

当記事の内容は、動画でも解説をしておりますので、合わせてご覧頂けますと効果的です。

最後までご視聴ありがとうございました。

また次回の動画でお会いしましょう!

この記事の要点メモ
  • 時間が足りない = 期待する成果を時間内に得られていない
    • 成果 = 行動 x 時間 (Result = Action x Time)
    • 行動 = 何を x どのように x どのような心持ちで (Action = What x How x Mind)
    • 成果 = 何を x どのように x どのような心持ちで x どれくらいの時間(Result = What x How x Mind x Time)
    • 時間は有限であるため、この問題を解決するには、What・How・Mindのいずれかを改善するしかない
  • Whatを改善するには
    • 選択と集中が重要
    • 全体の80%の影響力を持つ20%のことを見極めそのことに絞る(パレートの法則)
    • その他ことは断念するか、人に任せる
    • 完璧主義は、結果的に完璧から遠ざかっている
  • Howを改善するには
    • 効率と質のトレードオフが肝心
    • 合格ラインを決める
      • 100点を目指さない
      • 60点くらいがちょうど良い
      • 90点を1回取るのにかかる時間と、60点を3回取るのにかかる時間とが等しいなら、60点を3回とって180点を獲得した方が良い
    • 効率を高める
    • どの順番で、何をすれば良いかを後々考えないで済むようにしておく
    • 事前の準備(計画力)が重要
    • この後なにをするか、これとあれどっちを先か、などと考えているとやる気がなくなり眠くなる
  • Mindを改善するには
    • すなわち、脳と心を最適化し最高のパフォーマンスを発揮できるようにする
    • 脳と心のパフォーマンスを高める
      • やる気と集中力を高めるということ
      • その「入り」が肝心
      • フロー状態に早く入る
    • 脳と心のパフォーマンスを下げる要因を減らす
      • 脳疲労を最小化するということ
      • 脳疲労の原因
        • スマホ
        • ネットサーフィン
        • 不安、いらいら
        • 汚い部屋、机
        • 寝不足、不規則な生活

参考文献:
グレッグ マキューン(2014) 『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』高橋 璃子訳 かんき出版
ジェイク・ナップ, ジョン・ゼラツキー(2019) 時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」櫻井 祐子訳 ダイヤモンド社
ケビン・クルーズ(2017) 『1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣』 木村 千里訳 パンローリング