- 人生をかけてやりたいことの見つけ方が分かる!
- 好きな事とは一体どう探せば良いのかが分かる!
- 今日から毎日をポジティブに前向きに過ごすことができるようになる!
この記事では、「やりたい事が見つからない」と悩んでいる方を対象に、人生において自分が好きでやりたいと思えることをどのように探せば良いのかという方針をご紹介します。
やりたい事が見つからない人へ
みなさんこんにちは!ライフハックアニメーションです!
突然ですが、このような悩みを抱えては居ませんか?
日々の生活に追われる毎日で本当にこのままでいいのだろうかと悶々としている。
やりたい事をして生きていきたいとは漠然と考えているけど、そもそも肝心のやりたい事が見つからない。
そのような方に今日の記事はオススメです。
今日の記事では、やりたい事を見つけるためのとっておきの方法をご紹介します。
もし、
年齢的にもう若くはないから、今更やりたい事を見つけても仕方がない、
と思われているようでしたら、
ケンタッキーフライドチキンの創始者カーネルサンダースは、60代からお店のフランチャイズ化を始め今では日本はもちろん世界中で愛されるフライドチキンのお店にまで発展させたことを思い出しましょう。
そう、年齢は一切関係ありません。
また、かのナポレオンが、下っ端の地位からたったの10年で皇帝の地位に上り詰めたように、
情熱さえあれば、物事は非常にスピーディに進んでいきます。
大切なのは、やりたいと思える事をまず見つける事、そしてそれを行動に移す勇気を持つことだけです。
今日の記事では、
そんな、
やりたい事を見つけ、行動に移すためのとっておきの方法をご紹介していきます。
是非最後までお楽しみください。
やりたい事とは?
「やりたい事の見つけ方」
について解説する前に、
そもそもこの記事で扱う「やりたい事」とは一体どの範囲のことを言うのかをはっきりさせる必要があります。
皆さんも「やりたい事はなにか?」と聞かれると、色々なことを思い浮かべるかと思います。
その思い浮かべたことを、時間軸に沿って分けていくと大きく3つのレベルに分けられます。
それは、
- 日常生活レベルでのやりたい事
- 一定期間のレベルでやりたい事
- 人生レベルでやりたい事
の3つです。
そして、
この記事で扱うのはその最後の
「人生レベルでやりたい事」
についてです。
なぜならば、
その人生レベルでのやりたい事に焦点を合わせようと努力を続けさえすれば、
自ずと日常生活レベルと一定期間レベルでもやりたい事に満ち溢れた状態に変えていくことができるからです。
その意味で、
私は
「やりたい事を見つける」というのは、
自分の人生の方向性を定めることと同じであると思っています。
さて、
この記事で扱う「やりたい事の見つけ方」というのが、
人生レベルの話であることがわかったところで、
次に、
その人生レベルでやりたい事の性質として、誰にでも共通していることを解説します。
人生レベルでやりたい事の共通点
人生レベルという一番時間軸の遠いレベルでのやりたい事、
というのはある意味で自分の人生の方向性であるとは既に述べた通りです。
そんな自分にとっての、人生レベルでのやりたい事を見つけるためには、
その大前提とも呼べる共通点を知っておくことが、それを探す上でとても役立ちます。
その大前提とは
- やりたい事というのは他人ではなく自分が100%決めると言う事
- それがやりたい事だったかどうかは実際に確かめてみないと分からないという事
- やりたい事というのは常に変わり続けるという事
の3つです。
やりたい事を見つけるにあたって、何より最優先するのは自分です。
なぜならば、自分の人生を生きているのは他でもない自分自身だからです。
他人の評価や、社会的な価値観に惑わされないようにしないといけません。
また、
やりたい事というのは、実感するまでは、単なる想像に過ぎません。
それはまるで触った時初めて、それが蜃気楼だったか蜃気楼ではなかったが分かるようなものです。
やりたい事を見つけるためには、たとえそれが幻かもしれないけれども、
とりあえずまずはそこに行ってみるだけの気概を持たなくてはいけません。
そして最後に、
やりたい事というのは、意外とコロコロ変わります。
それは人生レベルでやりたい事の本質が、方向性という事にあることからも分かるように、
ちょっと見る方向を1度でも変えればたちまちやりたい事というのは様変わりするのです。
大切なことは、
同じ方向を一生かけてずっと向き続ける事ではありません。
むしろ、今その瞬間の自分は、一体どの方向を向くべきかをその都度その都度考え調整することこそが重要です。
それでは次に、こうした大前提をベースに、
どのように日々の生活を意識づけ、自分のやりたい事を見つけていけばよいのか、
という方法をご紹介していきます。
好きな事を見つける方法
やりたい事を見つけるのは簡単なことではありません。
しかし、
やりたい事を見つけさえすれば人生はたちまちに好循環を起こし始めます。
たとえ、どんな困難、苦労に見舞われたとしても、
その軸にやりたい事があれば、それらは「やりがい」に変化します。
自分の能力を十分に発揮できていると感じ、社会の中で確かな自分の立ち位置を確認でき、
結果としてごく自然な動機として社会に貢献していきたいと思えるようになります。
簡単な事ではありませんが、取り組む価値はあります。
むしろ最も取り組む価値のある事と言っても過言ではないでしょう。
それでは一体どのように取り組めばよいのでしょうか。
それは次の3つのことを、毎日意識し続けることだけです。
- 探る
- 確める
- 感じる
それでは一つずつ解説をしていきます。
①探る
「探る」とは、自分の人生の方向性を探るということです。
イメージで言うならば、今この瞬間を起点に、あたりを360度見渡してみることです。
この「探る」という意識はとても重要です。
なぜならば、私たちは、気付いた時には常にある特定の方向性ばかりに縛られているからです。
自分の人生の方向性を探るにあたって重要なポイントが一つあります。
それは、満たされる事のない欲に翻弄されないようにすることです。
満たされる事のない欲には例えば次のようなものがあります。
- 承認欲
- 名誉欲
- 物欲
- 金銭欲
- 性欲
- 怠惰欲
これらはどれも辿り着く事の決してない幻のゴールです。
そうではなく、
確かな実体のある手がかりを探さないといけません。
確かな実体のある手がかりとは、それらの満たされる事のない欲求に基づく事のない、
自然発生的な動機
です。
その動機は例えば、
「誰にも認められなくて全然よくて、これをすることが私はなぜかただただ好き。」
という言葉で表現されます。
今を起点に、360度見回してみて、幻の欲求に基づかない、
自然発生的な動機がどこかにないか探ってみましょう。
②確める
次に行うのは「確める」ということです。
言い換えるならば、先ほどの自然発生的な動機を行動に移す、ということです。
しかし、この段階では強烈な邪魔が入ってくるのが常です。
その邪魔というのは、
- 自分はこれをしないといけないという義務感
- 自分には、そもそもそうせ無理、という限界感
- 他人にどう思われるかが怖いという恐怖感
- 他人に否定・禁止されたから無理という諦め感
という4つの感情です。
この4つの感情は、好きな事を見つける旅において、何回も出現しては邪魔をする敵キャラのようなものです。
大切なことは、
そうした障害に屈する事なく、実際に「確める」瞬間に辿り着くことです。
確めることは非常に重要です。
なぜならば、
次の段階の「感じる」に至るためにも、まずは実際に手にとって触れ、確かめてみないと話は始まらないからです。
③感じる
そして最後が「感じる」ということです。
言い換えるならば、それは自分が人生レベルでやりたい事かどうかを「直感」で判断するということです。
なぜ直感が大切なのでしょうか。
それは、一度に扱える情報量が膨大だからです。
理性で捉えるというのは、言い換えるならば言葉で捉えるということです。
言葉で捉えるためには、情報を取捨選択し言葉で捉えられる範囲に狭める事が必要です。
そのため、言葉で捉えてしまうと、どうしても部分的なことが大げさに評価されてしまうわけです。
しかし、
人生でやりたい事を決める
というのは、自分についての、
これ以上ないほどに総合的な結論を下すということです。
その際に頼りになるのは、部分的な理性ではなく、総合的な直感です。
しかし、自分の「直感」の声を聞けるようになるには、努力が必要です。
日々行う意識づけ
その努力とは、
ここまで紹介してきた
「探る」→「確める」→「感じる」
のサイクルを何回も何回も繰り返すということです。
このサイクルを何回も何回も繰り返すなかで、徐々に、直感の声を聞くことができるようになり、
最終的には確かな実感を持って、
これこそが
「自分のやりたい事だ」
と思える事を見つけることができるのです。
人生でのやりたい事の見つけ方まとめ
以上いかがでしたか?
この記事では、
「自分のやりたい事」の見つけ方について、
それを人生レベルの話として解説をしてきました。
自分のやりたい事を見つけるまでが、人生のファーストステージであると仮定するならば、
自分のやりたい事をしていくことが、人生のセカンドステージであると呼ぶこともできます。
もしくは、
そのファーストステージとセカンドステージとを行ったり来たりするのが人生と呼べるかもしれません。
人生の答えというのは、誰にも分かりませんし、そもそも無いかもしれません。
しかし、自分のやりたい事をする人生というのは、それ自体として素晴らしいものではないでしょうか。
ちなみに、
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当記事の内容は動画でも解説をしておりますので、合わせてご覧いただけますとより理解が深まります。
最後までご愛読ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。
- 「やりたい事」には3種類ある
- 日常生活レベルでやりたい事
- 一定期間レベルでやりたい事
- 人生レベルでやりたい事
- 人生レベルでやりたい事に焦点を絞り努力を続ければ自ずと日常生活も一定期間レベルのことも充実して楽しいものとなる
- 人生レベルでやりたい事に共通している大前提
- やりたい事というのは他人ではなく自分が100%決める事
- それがやりたい事だったかどうかは実際に確かめてみないと分からないという事
- やりたい事というのは常に変わり続ける事
- やりたい事を見つけるための意識のサイクル
- 次の3つのことをいつも意識する
- 「探る」:人生の方向性を探ること
- 「確める」:自然発生的な動機を行動に移すこと
- 「感じる」:直感で判断すること
- 「探る」について
- 今この瞬間を起点に回りを360度見回す視点を持つ
- 満たされない欲に翻弄されないようにする
- 承認欲、名誉欲、物欲、金銭欲、性欲、怠惰欲など
- 自然発生的な動機を探す
- 「誰にも認められなくて全然よくて、これをすることが私はなぜかただただ好き」と言えること
- 「確める」について
- 自然発生的な動機を行動に移すこと
- 邪魔が入るのが常
- 義務感、限界感、恐怖感、諦め感
- それらを乗り越え、実際に確めるまで行く「気概」をもたなくてはいけない
- 「感じる」について
- それが人生を通じてやりたい事がどうかを直感で判断する
- 直感は一度に扱える情報量が膨大
- 理性は言葉で捉えるためどうしても部分限定的になってしまう
- 「人生でやりたい事」を決めるというのはこの上なく総合的な結論
- そのためには直感こそが唯一頼りになる
- 日々の意識づけ
- 「探る」→「確める」→「感じる」のサイクルを何回も繰り返す
- 何回も繰り返す中で徐々に直感の声を聞くことができるようになり、「これだ!」と思える事に出会える
参考文献:
古川 武士(2016)人生を絶対に後悔しない 「やりたいこと」が見つかる3つの習慣 大和書房
サン=テグジュペリ(2006)『星の王子さま』河野 万里子訳 新潮社
吉野源三郎(2017)『君たちはどう生きるか』 マガジンハウス
岸見 一郎, 古賀 史健 (2013) 『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』 ダイヤモンド社