仕草の心理

【人間関係の心理学#6】相手の仕草から心理を読み取る方法

身振りに現れる人間心理

今日の投稿では、少し風変わりな知識。身振り手振りなどから心理状況を読み取るための知識を紹介します。

私たちは、意図するしないに関わらず、無意識的に表情や仕草からも相手の気持ちや考えを読み取ろうとしています。

そして同時に、意図するしないに関わらず、私たちの内面状況は身振りや手振りとなって表面化する傾向にあります。

このような、言語以外の伝達方法のことを「ノンバーバル・コミュニケーション」と呼びますが、聞いたことがあると言う方も多いのではないでしょうか。

アメリカのコミュニケーション研究の第一人者レイ・バードウィステルの調査によると、一対一のコミュニケーションにおいては、話す言葉によって伝えられる内容は全体の35%にすぎないと言います。

では、残りの65%は何かというと、身振り、手振り、声の大きさ、口調、スピードなど、まさにノンバーバル・コミュニケーションです。

そのことについては、昔の動画で紹介しておりますが、今日の投稿ではそのことについて今すぐに使えそうな具体的な知識を、紹介していきます。

手の動きから相手の気持ちを汲み取る

手の動きからも相手の気持ちを読み取ることができます。

①横に縦に大きく動かし言いたいことを強調する

少しでも気持ちをわかってほしい。何とか相手を自分のペースに巻き込みたいと思っている。

②手を後ろに隠している

相手を警戒していたり、何かを調べたいことがある

③話している最中に急に手の動きを止める

隠し事があるか嘘をつこうとしている

④手を突っ張らせて太ももの上に置く

相手を自分に近づけないように防衛しようとしている

⑤手を広げてテーブルに置いたり手のひらを見せたりする

リラックスして心を開き相手を受け入れようとしている

⑥拳を固く握っている

相手を拒否している

⑦指先でテーブルをトントンと叩いている

話を終わらせたいと思っている。苛立っている

⑧手で胸の辺りを撫でている

助けてほしいと思っている

腕の組み方から相手の警戒度が分かる

ふと気がつくと腕組みをしていることがあるかもしれませんが、実はそれは深層心理を表していると言われます。

①腕を大きく前に広げている

相手を受け入れようとしている

②拳を握って腕組みをしている

相手を拒絶したり警戒している。また相手を自分の領域に入れさせたくないと思っている。

もしくは自分の考えに集中していたり、会話に乗り気ではない。

③腕組みをしながら体を乗り出している

話に関心があり真剣に話を聞いている

④腕を胸の前で交差させ二の腕を掴んでいる

何か不安を感じている

⑤胸を張って高い位置で組んでいる

自分はエライんだぞとアピールしている

足の動きで相手の関心度が分かる

実は、足の動きからも相手の関心度を測ることができます。

①ゆったりと開いている

リラックスして相手を受け入れている

②足を揃えて膝を固く閉じている

緊張している

③足を組んでいる

気を許していない。拒絶している

④頻繁に足を組み替える

緊張している。もしくは相手に興味がない。

⑤つま先を相手に向けている

相手と積極的に会話しようと考えている

⑥つま先が横に置き体も斜めになっている

相手の話にあまり関心がない

⑦貧乏ゆすりをしている

イライラを沈めようとしている

アイコンタクトで自分に対する気持ちが分かる

実は、目の動きには意外に深い意味があります。

①よく視線を合わせる

周りに気を使う人であなたを好意的に見ている

②さりげなく先に視線をそらす

マイペースで自分に自信がある

③会話中にさっと視線をそらす

あなたや会話に興味がない

④視線を左右にそらす

相手の意見を拒否している

⑤視線が定まらない

会話に集中していない

⑥上目遣いに見る

依存心の強い人。自分の感情を隠したいが相手の気持ちが知りたい

⑦下目使いに見る

相手に対して優越感を抱いている

⑧目を伏せる

おびえている。服従の意を示している

⑨目を合わせない

相手に興味がない。相手を否定的に見ている

⑩のぞきこむような見方をする

何か下心があったり、丸め込もうとしている

自己タッチで不安状態が分かる

自己タッチとは、自分で自分の顔を触ったり、手を触ったりすること。

そうした自己タッチの多い人は、寂しがりやで依存心の強い傾向があるとされます。

①主な不安サイン

・両手で自分を抱きしめる
・腕組みをしている
・髪の毛を触る
・頬を撫でる
・指で唇を触る
・首をこする
・手を開いたり握ったりする
・服の端っこをいじる

②主な不満サイン

・爪を噛む
・ペンを口にくわえたりいじる
・テーブルを指やペンでコツコツ叩く
・話を聞きながら鼻をこする

まとめ

以上いかがでしたか?

このような知識は、あくまでも「そのような傾向が人にあるようだ」くらいのつもりで頭に入れておくのが良いでしょう。

というのも、そういった知識が100%正しいと思い込んでしまうと柔軟なコミュニケーションが疎外されてしまうかもしれないからです。

しかし、人間には一般的にそのような傾向があると知っておくことが、
今後のふとした時に役に立つこともあることでしょう。

言葉というのは、考えて発するものですが、
身振り手振りというのは、無意識的に湧き出てくるものです。

そのため、言葉以外の非言語コミュニケーションに注目することで、円滑なコミュニケーションの一助となることでしょう。