三日坊主にならない方法

三日坊主で終わらさない!目標達成のための3つの習慣とは【やり抜く人の9つの習慣】

  • 三日坊主で終わらさないための考え方が分かる!
  • 計画を最後までやり抜くためのコツが分かる!
  • 目標達成へのモチベーションを高めることができる!

この記事では、三日坊主で終わりがちな計画の実行に対して、どうすれば三日坊主で終わらさず目標の達成までやり抜くことができるのか、そのための考え方と方法を解説しています。

三日坊主で終わらさない方法

みなさんこんにちは!ライフハックアニメーションです。

今日の記事では、

目標達成に関する世界的名著「やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学」より、

目標達成のためのマインドセットについて解説していきます。

この動画を見ることで、

自分の立てた目標を達成していくにあたって、

一体どういった心持で取り組んでいけば良いのかという事が分かります。

学生の方であれば、受験勉強や、部活動での大会に向けて。
また社会人の方であれば、仕事での目標達成であったり、個人的な目標の達成に向けて、

とても役立つ考え方を学ぶ事ができるでしょう。

是非最後までお楽しみください。

目標・計画・実行、あと足りないものは?

目標の達成のために必要な要素を3つ挙げるとするならば、

それは、

  • 目標を立てる事
  • そのための計画を作る事
  • 計画を実行する事

の3つになるでしょう。

そして、

そこにもう一つだけ要素を付け加えるとするならば、

それは、

「目標達成のための心の持ち方」

ではないでしょうか。

続けられないという問題

教科書通りに目標を立て、計画を作り、そして実行しようとしても、

「続けられない」

という問題にどうしてもぶつかってしまいます。

それは、

目標に向かって計画を実行する、まさにその本人の心が計画に追いつけていないわけです。

言い方を変えるならば、

やる気が続かないわけです。

どんなに完璧な計画を作っても、1日しか実行できないのなら、
目標は絵に描いた餅以外のなにものでもありません。

計画の実行を三日坊主で終わらさず、有言実行、初志貫徹でいるためには、
内面的な強さも必要不可欠です。

その強さを手に入れるとはすなわち、

目標達成のマインドセットを手に入れるということです。

目標達成のマインドセットとは

やり抜く人の9つの習慣

冒頭でも触れたこちらの書籍は、

目標達成のためのノウハウについて書かれた名著なわけですが、

そこにはタイトルの通り

「目標達成のための9つの習慣」

が書かれています。

その9つの習慣とは何かを端的にいうならば、

  1. 目標に具体性を与えること
  2. 目標達成への行動計画を作ること
  3. 目標までの距離を意識すること
  4. 自分の事を過大評価しないこと
  5. 成長することを念頭に置く事
  6. やり抜く力を持つこと
  7. 意志の力を鍛えること
  8. 自分を追い込みすぎない事
  9. 止めるべきことではなく、やるべき事に集中すること

の9つです。

ただ、

以前公開したこちらの3つの記事ですでに

それら9つのうち、最初の3つについては十分に解説しています。

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そこで、この記事ではこれから、

今までの記事では触れてこなかった、目標達成のためのマインドセットという切り口から、

残り6つの習慣を、3つの論点にまとめて解説していきます。

三日坊主を克服する方法(目標達成のマインドセット)

方法①目標はポジティブ、計画はネガティブ、実行はポジティブに

計画は慎重に作る

一つ目は、目標立てと、計画作りと、実行、それぞれの段階において、
自分の中の心持を変えるということです。

人は、基本的に自分がワクワクできるような事にしか高い能力を発揮できません。

そのため、目標を立てるときや、作った計画を実行していく時というのは、
ワクワクした気持ちを保てるように、何事もポジティブに捉え、

自分にはできる、失敗は成功の元

といった心持ちでのぞむのが好ましいのです。

計画作りは慎重になった方が良い!

しかし、

目標達成に関する心理実験では、

計画作りに対して、自信満々に取り組んだグループと、
自分の能力の高さに疑いを持ちながら取り組んだグループとでは、
後者のグループ、すなわち自分の能力の評価に疑いの目を持って現実的に計画作りをしたグループの方が、

目標の達成確率が高かったのです。

これについては、みなさんも実体験があるかと思いますが、

自信満々な気持ちで適当に作った計画というのは、だいたい失敗していますよね?

つまり、計画作りに関してのみは、慎重に、なって、本当にできるの?といった気持ちで取り組むと良いのです。

ただし、

目標を立てる時と、計画を実行する時は、
ポジティブかつワクワクしながら取り組めるようにしましょう。

方法②自分の成長自体にワクワクする

成長ゴール

先ほど、計画の実行段階ではポジティブになるようにと説明しましたが、
いったいどのようにポジティブになれば良いというのでしょうか。

それは、自分の成長自体にワクワクすれば良いのです。

これまた目標達成の心理実験では、

自分がこれまで計画で成し遂げた事に注目するグループと、
自分がこれから計画で成し遂げていくであろう事に注目するグループとでは、

後者のグループ、すなわち自分がこれから成し遂げていくことに注目したグループの方が、
モチベーションが高いままで目標達成確率が高くなりました。

証明ゴールと成長ゴール

これまで成し遂げた事に注目することを「証明ゴール」と呼び、
これから成し遂げるであろうことに注目することを「成長ゴール」と呼ぶとするならば、

常に成長ゴールを念頭に置いたほうが、目標達成のためには効果的なのです。

それではいったいどうすれば自分の成長に集中できるのでしょうか。

書籍「目標達成のための9つの習慣」によると、

その方法は簡単で、

「別に失敗してもいいや」と開き直ることであると解説されています。

失敗に対して、大きな価値を見出さないことで、
結果として挑戦すること、すなわち成長に取り組むことだけに集中できるわけです。

失敗してもいいやと開き直ることは、一見すると逆効果のような気もしますが、
これまた同様の心理実験では、そのように開き直ったほうが結果として目標達成の確率が高くなることが知られています。

方法③行動内容は肯定表現にする

行動内容を肯定表現にする

そして最後に、自分の行動計画は全て肯定表現でするようにしましょう。

肯定表現とは、否定表現の逆で、

「〜しない」という表現ではなく「〜する」という表現です。

例えば、

計画の段階での紙の上や、実行の段階での心の中で、「二度寝しない」という表現を使ってしまうと、
皮肉なことに高確率で二度寝をしてしまいます。

一方で、

「一度で目覚める」という表現を使うことで、二度寝せず一度で起きられる可能性がぐんとあがります。

人間の脳は否定形を認識できない

人間の脳は、否定系というものを認識できないようにできており、言葉で表現されたものを自動的に連想してしまいます。

よくある話としては、

「白熊の事だけは絶対に考えてはいけない」

と言われると、

絶対に白熊のことを考えてしまうというものです。

白熊の事だけは絶対に考えていけないのなら、そんな表現ではなく、シンプルに

「犬のことだけ考えましょう」

と表現すれば、よりによって白熊のことを考える可能性などかなり低いわけです。

話を元に戻しますと、

人間は、表現したことというのを、それが否定系であろうが肯定系であろうがずっと考え続けてしまう傾向にあるので、

目標達成に向けて行動を起こす際も、

しないことではなく、すること、だけに注目できるような表現を心がけましょう。

  • 「スマホを見ない」ではなく、「スマホの電源を切る」
  • 「お菓子を食べない」ではなく、「食事管理に取り組む」
  • 「お金を無駄使いしない」ではなく、「お金を計画通り管理する」

というように、

計画の段階であったり、行動の段階の心の中では、

「〜しない」や「〜してはいけない」といった否定表現ではなく、
「〜する」や「〜を心がける」といった肯定表現をするようにしましょう。

三日坊主を予防する心持ちまとめ

目標達成のマインドセット

以上いかがでしたか?

今日の記事では、以前公開した目標達成の技術に関する3つの記事の補足記事として、

目標達成のためのマインドセットについて、

世界的名著「やり抜く人の9つの習慣」を参考に、そのハウツーを紹介しました。

意志力とモチベーションについて

その書籍の中では、

他にも、

意志力の話、そして意志力も筋肉のように鍛えることができるという解説もありましたが、

意志力とモチベーションの関係については、

このサイトでは既に、

こちらの2つの記事で詳しく解説をしています。

関連記事

https://www.youtube.com/embed/fmSfYak0_kY 意志力とは何かについて、脳との関係から理解が出来る! 意志力が低いとは一体どういう状態なのかがわかる! 意志力を鍛えるためには具体[…]

意志力を鍛える方法
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https://www.youtube.com/embed/VOeqU88jQCg モチベーションとは一体何かその正体が分かる! やる気と脳の関係性について理解することが出来る! やる気が出ない時どうすれば良いかが[…]

やる気が出ない時の対処方法

やる気の有無といった要素に左右されず、考えたことを自分の意志に従い実行できるようになるための方法を解説していますので、是非合わせてご視聴ください。

それでは最後に動画の内容を簡単にまとめておしまいにします。

まとめ

目標を達成するために必要な3つの要素は、

  • 目標を立てること
  • 計画を作ること
  • 実行すること

の三つです。

ただここにもう一つだけ重要な要素を付け加えるならば、

それは、

目標達成のマインドセットを持つ

ということです。

そのために、この記事では3つのアドバイスを行いました。

現実的な計画を立てる

何より大切なことは、「ワクワクすること」です。
そのためには、ワクワクする目標を立て、ワクワクしながら実行しましょう。

ただ、計画だけは慎重に。
自信満々な計画は、非現実的になってしまいます。
計画だけは、自分の能力に疑いの目を持ちながら現実的に作りましょう。

これから何を成し遂げるかに注目

これまで何を成し遂げたかよりも、これから自分は何を成し遂げていくのか、

つまり自分はこれからどう成長していくのかに注目しましょう。

そのためにとっておきの方法は、

「別に失敗してもいいや」とはなから開き直ることです。

一見、逆効果に思えるかもしれませんが、

結果として目標達成の確率を高める事ができます。

「〜する」の表現を使う

そして、心の中は常に肯定表現で満たしましょう。

「〜してはいけない」という否定表現ばかりでは皮肉なことに、

そのしてはいけないことを、どうしてもしたくなってしまいます。

辞めたい事、してはいけない事、変えたい事、というのは、注目してはいけないのです。

そうではなく、辞めた結果何をするのか、しない代わりに何をするのか、変えた結果どうなるのか、

そうした肯定的な表現だけで説明できる事で

自分の内面を満たしましょう。

この記事の内容が何か一つでもあなたのお役に立てておりましたら幸いです。

最後までご愛読ありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう!

P.S.
当記事の内容はYoutube動画でも解説をしておりますので合わせてご視聴頂けますとより効果的に理解を深めることができます。

  • 目標達成のために必要な3つの要素
    • 目標を立てること
    • 計画を作ること
    • 実行すること
    • あと一つ足すならば
      • 目標達成のマインドセットを身につけること
  • やり抜く人の9つの習慣とは
    • 目標に具体性を与える
    • 目標達成への行動計画を作る
    • 目標までの距離を意識する
    • 自分の事を過大評価しない
    • 成長することを念頭に置く
    • やり抜く力を持つ
    • 意志の力を鍛える
    • 自分を追い込みすぎない
    • 止めるべきことではなく、やるべき事に集中する
  • 目標達成のマインドセット
    • ①目標はポジティブ、計画はネガティブ、実行はポジティブ
      • 目標立てと実行は自信満々でポジティブにすると良い
      • 計画立ては自分の能力に懐疑的になりネガティブに作ると達成確率が高ま
    • ②自分の成長自体にワクワクする
      • これまで成し遂げたことよりこれから成し遂げることに集中した方が良い
      • それを成長ゴールと呼ぶ
      • そのためには「別に失敗してもいいや」と開き直ると効果的
        • 一見逆効果に思えるがむしろ達成確率を高め
    • ③行動内容は肯定表現にする
      • 「〜しない」という否定表現は使わない
      • 人間は否定形を認識できないからむしろ悪い方に寄ってしまう
      • 「白熊を考えるな」と言われると絶対に白熊を考えてしまう
      • 例えば
        • 「スマホを見ない」ではなく、「スマホの電源を切る」
        • 「お菓子を食べない」ではなく、「食事管理に取り組む」
        • 「お金を無駄使いしない」ではなく、「お金を計画通り管理する」

参考文献:
ハイディ・グラント・ハルバーソン(2017)やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学 ディスカヴァー・トゥエンティワン
三谷 淳(2019) 最高の結果を出す 目標達成の全技術 日本実業出版社
メンタリストDaiGo(2018) 倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ! 河出書房新社

三日坊主にならない方法
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