【こころの知能指数】EQを高めるには。IQとの違いとは?

この記事では、「心の知能指数」と言われることも多い「EQ」について、分かりやすくご紹介をしていきます。

この記事のポイント
  1. EQとは何かが分かる!
  2. EQを構成する4つの要素が分かる!
  3. EQとIQの違いが分かる!

理性と感情の衝突とをいかにコントロールするか

EQとは感情と理性のコミュニケーション

「EQとは何か」について知るためには、

人間の脳が一体どのように外部からの情報を処理しているのかというプロセスについて見てみるのが一番手っ取り早いです。

まず、

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感からインプットされた情報は、
電気信号となり、細胞から細胞へと伝達されていきます。

こうして伝達された情報は、脳の底辺に近い脊髄に到達し、
そこから額の裏側にある前頭葉へと伝わり、

その後に理性と論理的思考を司る部位へと届きます。

ここで問題なのが、
伝達された電気信号がその途中で、
大脳辺縁系という「感情」を生み出す部分を経過してしまうということです。

つまり、

人間は理性で物事を捉える前に、
必ず一度感情で捉えるということを避けられないということです。

しかし、

理性は一方的に感情からの影響を受けているわけではなく、
理性も同様に感情に対して影響を与えており、

感情と理性とは相互にコミュニケーションを取り合い影響し合っているのです。

そして、

この脳内で常に巻き起こっている感情と理性とのコミュニケーションから、

この記事のテーマでもある「EQ」が生み出されるのです。

EQとIQとの違いとは

EQとIQの違い

先ほどの説明からも、EQとは、
脳内での理性と感情との間のコミュニケーション能力の高さの指標であるが分かります。

それではなぜ、ここまでに最近EQは注目されているのでしょうか。

それは、成功のための決定的要因としてEQが高い相関性を持っているとされているからです。

EQとよく持ち合いに出されるのが、IQですが、
EQとIQとは大きく異なります。

IQは生まれながらに決まり、知識や情報を蓄えてもあがるわけではありませんが、
EQは後天的に身につき、そして高められるスキルです。

そして、成功の要因としても、

一般的にはIQが高い人が成功しやすいと思われる傾向にありますが、

実際には、IQが高い人がIQが一般的な人よりも成功している確率はたったの20%であることからも分かるように、
成功とIQの高さとの間には関係性がありません。

しかし、「心の知能指数」とも呼ばれる、EQに関しては、
成功の要因として認められており、

このEQを積極的に高めていくことが、すなわち人生を前向きに向上させていく大きな要因となり得るのです。

EQを構成する4つの要素

EQを構成する4つの要素

ここまで紹介してきたように、

EQとは、脳内で沸き起こる理性と感情との間のコミュニケーション能力の高さのことです。

そして、このEQを高めていくことが、そのまま人生を成功へと導く誘引となることが知られています。

そんなEQは大きく分けてまず、
4つの要素に切り分けて考えることが可能です。

それは

  1. 自己認識スキル
  2. 自己管理スキル
  3. 社会的認識スキル
  4. 人間関係管理スキル

の4つです。

そして、

これら4つのスキルは、大きく2つに分類することも可能です。

EQの個人的側面

まず

自己認識スキルと自己管理スキルは、
より個人的な面に注目された能力であり、

自分の心の動きを認識し続け、行動や傾向をコントロールする力です。

EQの社会的側面

一方で、
社会的認識スキルと人間関係管理スキルは、
より社会的な面に注目された能力であり、
他者の気持ちや行動・動機を理解して人間関係を改善する力です。

 

そして、これら4つの側面をトータルにバランスよく発達させていくことで、
その人のEQ値は高めることが可能なのです。

EQテストについて

EQの診断・測定

この記事では、心の知能指数と呼ばれる「EQ」についての、
概要的な説明をさせて頂きました。

EQを構成する4つのスキルそれぞれについては、
詳しく解説することをしませんでしたが、

また別の機会に、さらに深掘っていき、
いかにEQを高めていくのかという

より実践的な解説についてもまとめていこうと思います。

しかし、

EQというものが、

  1. 自己認識スキル
  2. 自己管理スキル
  3. 社会的認識スキル
  4. 人間関係管理スキル

の4つの能力によって構成されていることを知るだけで、

今日から取り組める新しい習慣作りのアイデアが湧いてくるのではないでしょうか。

また、もしも自分のEQ値について調べたいという方がいらっしゃいましたら、

2019年3月1日に日本でも出版された「EQ2.0」という書籍に4

EQを測定するテストを受けられる7.5パスコードが付けられていますので、
それを使って調べることも可能です。

なにか一つでも参考になる情報がございましたら幸いです。

また、

この記事の内容はアニメーション動画にて解説もしていますので、
是非ご覧ください♪

参考文献:
トラヴィス・ブラッドベリー, ジーン・グリーブス (2019) EQ 2.0 (「心の知能指数」を高める66のテクニック) 関 美和訳 サンガ